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「持つ」と「ある」について

学生指導をしていて、「障害を持つ」と書いている記録を見ると、

「持つということは意図して持っているというか手放せるものを想像させるし、個人の中にあることを前提にしていると受け止められかねないので、社会にも目を向ける社会福祉士は『ある』がいいかな」
と指導しています。


ふと、最近、冊子の取りまとめを担当していて(時間がかかって辛いです)、専門職でも「持つ」という表記をされている方を見つけました。

障害の表記に関する意見一覧(障がい者制度改革推進会議,平成22)
https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_5/pdf/s3.pdf


平成22年のものは「障害」と「障がい」を中心にした議論ですが、その中でも、 

「『障がいのある人』という表現を使用するよう心がけている」
という意見が出てきます。


平仮名表記も含め、当事者を置き去りにするような議論は避けるべきですね。
色んな考えに触れることで強制する、一方的に非難するような言動は避けたいなと思います。

今後は指導をする前に、一緒に調べるとか学生の意見も聞きながら議論してみようと思います。


言葉って難しい。


本日は以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました☆


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