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高校からプロまで:アメリカンフットボールで学んだ「勝つための思考法」

はじめに

スポーツの試合で勝つことも、ビジネスの競争で結果を出すことも、実は根本的な部分で共通しています。私は高校時代からアメリカンフットボールに打ち込み、高校時代はキャプテンとして大阪大会優勝、関西大会4位という結果を残しました。その後、立命館大学では3回生時に副キャプテンとして日本一を経験し、4年生ではキャプテンとしてチームを関西2位に導きました。社会人になってからもIBMのアメリカンフットボール部でキャプテンを務め、アメリカのプロリーグ挑戦時は最終試合のキャプテンを任されるという挑戦を経て、現在はビジネスの世界でとある会社の副社長を務めています。

これまで、勝利や成功をつかむために意識してきた「思考法」や「行動法則」を振り返ると、いくつかの共通点が見えてきます。今回はその中でも、スポーツを通じて学んだ「勝つための3つの本質的な思考法」をお伝えします。


1. 勝つために「最終目標」を明確化する

高校時代、私はただ目の前の試合に勝つのではなく、「大阪大会優勝・関西大会優勝」という最終目標をチーム全員で共有していました。この目標があったからこそ、日々の練習の厳しさにも耐えられたし、試合中に迷わず正しい判断ができました。

ビジネスでも同じです。最終目標が曖昧なまま進めば、チーム全体が方向性を失い、無駄なエネルギーを消費してしまいます。目標を設定し、それをチームに浸透させることがリーダーの最初の仕事だと考えています。


2. チームを動かすには「信頼」を築く

立命館大学時代、日本一を目指す中で気づいたのは、「勝つためにはリーダー1人の力では足りない」ということです。個々の力を最大化するには、信頼関係が不可欠です。練習中はメンバーと積極的に対話し、課題を共有することを意識していました。相手が自分を信じてくれるからこそ、厳しい場面でも指示が的確に機能するのです。

これは組織運営でも重要です。部下やチームメンバーと信頼を築くことで、リーダーの言葉に重みが生まれ、難しい状況でも一緒に戦ってくれる仲間が増えます。


3. 最悪の状況でも「前に進む」ためのマインドセット


アメリカのプロリーグに参戦した際、圧倒的な実力差や言葉の壁に何度も直面しました。特に、最終試合でキャプテンとしてチームを率いたときは、プレッシャーが尋常ではありませんでした。しかし、そこで私が大切にしたのは、「完璧を目指すのではなく、一歩でも前進する」という考え方です。

ビジネスでも同じことが言えます。完璧を追い求めるよりも、小さな改善を積み重ねるほうが結果的に大きな成功を引き寄せることができます。

次回予告:リーダーとしての「失敗の教訓」

今回は、「勝つための思考法」をお伝えしましたが、実は私自身、リーダーとして何度も失敗を経験してきました。次回の記事では、過去の失敗から学んだことや、それをどう乗り越えてきたかを具体的にお話しします。

さらに、リーダーシップの具体的な実践法や、ビジネス現場での応用については有料記事で深掘りしていく予定です。興味を持っていただけた方は、ぜひチェックしてみてください!

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