【2020読書】No.37 『市場のことば、本の声 / 宇田智子』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。
2020年37冊目の読書は、
『市場のことば、本の声 / 宇田智子』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
昨年の7月に沖縄に移住して、あちこちの本屋さんに行くたびに充実した沖縄本コーナーをのぞいていました。そこで出会い、宇田智子さんの著書を2冊買って読みました。
理由とは関係ありませんが、沖縄には、どこの本屋さんに行っても、沖縄県産本がたくさん並んでまして、郷土本コーナーの割合が非常に大きいんです。こんなに地域の文化や歴史についての本がある地域は他にないんじゃないかな。
読んだ感想
国際通りの市場で、日本一小さな本屋さんを営む宇田さん。
ジュンク堂沖縄出店と共に沖縄にきて、退職して、古本屋さんに転身。
ただの日常を書いているだけなんだけど、何か引き込まれるものがある。
この本は、雑誌等にエッセイとして連載されていたものを加筆修正したものだそうですが、各エッセイで、そう切り込んで、そう落とすのか。というのに感嘆しました。
また、移住者あるあるというか共感ポイントもたくさんあり、うんうん、そうそう。という点がたくさんありました。まだ移住して半年だけど、ちょっとずつ生活に慣れてきて、数年後には馴染んでいるかな?どんな生活になっているだろう?と思いました。
こんな方にオススメです!
・沖縄が好きな方
・本が好きな方
・ピンときた方
合わせて読むと良い本2冊。
宇田智子さんの著書の他の2冊をどうぞ。