【2020読書】No.1 空海と密教 / ひろさちや
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。
2020年1冊目の読書は、
『空海と密教 / ひろさちや』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり、肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
現在、高野山大学大学院の通信教育課程で密教を学んでいるのと、高野山心の相談員養成講習会を受講しており、弘法大師空海およびその思想となる密教の理解を深めるべく読もうと思いました。
また、以前、著者のひろさちやさんの般若心経の解説本を読んだことがあり、文章から醸し出される人間性とわかりやすさに惹かれたからです。
こちらの本もオススメです。
般若心経の世界観がより理解できました。
読んだ感想
空海の生い立ちから、入定するまでの生涯を、ひろさちやさんの解釈と共に解説されています。とても読みやすく、わかりやすいです。
空海の凄さを感じつつ、身近な感じもしました。
とにかく、空海と密教についての理解が深まり、読む目的は達成されたと思います。
やはり、個人的には、密教の教えが一番しっくりきます。
まだまだ理解しきれませんが、引き続き、学びを深めていきたいと思います。
こんな方にオススメです!
・高野山が好きな方、興味がある方
・空海が好きな方、興味がある方
・歴史が好きな方、興味がある方
・仏教的な思想が好きな方、興味がある方
・ピンときた方
組み合わせて読むと良い本3冊。
私が今まで読んできた中で、
合わせて読むと理解が進むであろう本をご紹介します。
こちらの本も、読みやすく、空海の一生を追うのに良いと思います。
この本を読んでいたから、より理解が進んだと思います。
仏教全般の歴史や、他の宗派との違いなどを知りたい方には、こちらもおすすめです。個人的には、THE大乗仏教が、真言宗であり、密教だと思っています。
高野山金剛三昧院の久利康暢住職の本。高野山に行きたくなる本です。
とても読みやすいです。
ちなみに、私は、数年前に久利康暢住職の阿字観瞑想の体験会に参加するご縁をいただいて、高野山に興味をもち、それまでは全く興味がありませんでしたが、現在のようにがっつりと高野山に関わるようになりました。
ほんと、ご縁とは不思議なものだと思います。
こんな感じで、2020年は読書記録をあげていきます!