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【2020読書】No.133『ニューズウィーク日本版2020年4月14日号』

本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしております。

読書1015冊

2020年4月20日。2020年111日目。

2020年133冊目の読書は、
『ニューズウィーク日本版2020年4月14日号』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

世界情勢、世界の政治、経済のリアルを知るのに、とても良い雑誌だと思い、定期購読をしています。また、視点が偏っていないので良い。

知人のとある大企業の社長さんも、この雑誌をトイレに置いて読むようにしているそうです。これは、判断が間違っていなかったと確信しました。

Kindle Unlimitedで読んでいます。

読んだ感想

今回の特集は、「ルポ五輪延期」

東京五輪開催の1年延期が決まりました。
中止は避けたかったんでしょう。

なぜか?

まず、東京側から見たら、開催に向けて投資した分が回収できなくなる。
中止になった場合、IOCが補償する契約にはなってないから。

IOC側からみても、やはり中止にはしたくない。

なぜか?

仮に東京五輪を中止にした場合、今後、開催都市に立候補する都市がなくなる可能性があること。仮に中止になれば、開催都市は大損となるから。

そして、安倍首相と小池都知事側からみても中止にしたくない。

なぜか?

二人とも政治生命がかかっているから。仮に中止になれば、政権への打撃は大きい。大会組織委員長の森会長は「2年伸ばした方がいいのではないですか?」と問いかけたそうですが、安倍首相は「1年延期」に強くこだわった。なぜなら、来年9月に自民党の総裁任期を迎えることが決まっているので、その間に五輪を開催したいのでしょう。

小池都知事も、今年の夏に改選があるので、五輪中止の汚名は被りたくない。とりあえず延期にしておけばいい。

そもそも、IOCの収入の約7割が放送権収入で、そのほとんどが米NBCが担うため、アメリカ東部時間のゴールデンタイムにアメリカで人気の決勝種目が組まれるようになっていて、最大のスポンサーであるテレビ局に配慮し、サッカー、アメフト、バスケなどのプロスポーツとの競合が少ない7月〜8月と決められている。

まったく「アスリート・ファースト」ではないオリンピック。
東京の7月〜8月なんて暑すぎるし、台風きたらどうするんでしょうね。
ここ数年の傾向を見ると、台風直撃する可能性高いと思うけど。。
実際に去年のラグビーW杯では、試合中止になってますしね。

それに、新型コロナが来年までに収まっている確証なんてまったくわからないのに。

個人的には、結局中止になるだろうなぁと思っています。
むしろ、平和の祭典どころか、ただのスポーツビジネスに成り下がったオリンピックなんかもうやらなくていいと思う。

普通に各競技の世界大会でいいじゃない。

まあ、どうなるか、様子をみましょう。

こんな方にオススメです!

・世界情勢に興味がある方
・世界情勢を知りたい方
・知見を広げたい方

合わせて読んでみて欲しい本。

東京オリンピックなんて、やる必要ないと思っている派です。

原子力緊急事態宣言下で開催されるオリンピックなんて、矛盾だらけだと思うんですが。


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心と体をととのえる『ととのえ職人』五木田穣
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