【2020読書】No.8 ディズニーの現場力
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。
2020年8冊目の読書は、
『ディズニーの現場力』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
先日、高野山心の相談員養成講習に参加してきたのですが、
今回の「ボランティアⅡ」という講義に、
講師としていらしていただいたのが、著者の大住力さんでした。
講義の内容等については、別途記事にする予定ですが、お話のうまさと面白さと内容に感動して、著書も読みたくなり、帰りに本屋さんに寄って、前述の『一生の仕事が見つかるディズニーの教え』と合わせて購入し、早速拝読させていただきました。
読んだ感想
大住力さんは、元ディズニーランド(オリエンタルランド)の社員の方で、人材教育やディズニーシーやイクスピアリの立ち上げなどをされていたそうで、現在は、公益社団法人「難病の子どもとその家族への夢を」を立ち上げておられます。(東京五輪のボランティアスタッフの人材教育も担当されているそうです)
ディズニーのホスピタリティの秘密は、
「Duty(デューティ)」と「mission(ミッション)」にある。
「Duty(デューティ)」とは「作業」
「mission(ミッション)」とは「役割」
のことである。
ディズニーランドのミッションは、
「GIVE HAPPINESS(幸せを提供する)」
であり、
ディズニーには、どんな仕事(作業)も、誰がやっても、同じ結果が得られるようになる事細かなマニュアルがあり、そこまでは考えなくてできるようになっている。
やって当たり前の「作業」の先に、
自分の頭で考えて行う「役割」があると。
それが「GIVE HAPPINESS」である。
ホスピタリティがすごいのではなくて、
徹底されたマニュアルがあるから、
それぞれが本来の仕事に集中できると。
そんなことが、事例と共にたくさん書かれていました。
ここまでやるのか!と思うところが多々あり、本来あるべき「マニュアル」というものを考えさせられました。明らかに世間一般の「マニュアル」とは一線を画していました。
こんな方にオススメです!
・部下や後輩の育成に悩まれている方
・ディズニーランドの教育に興味がある方
・自分のミッションを見つけたい方
・ホスピタリティを学びたい方
・ピンときた方
組み合わせて読むと良い本3冊。
私が今まで読んできた中で、
合わせて読むと理解が進むであろう本をご紹介します。
ホスピタリティと言えば、リッツ・カールトン。
おもてなしと言えば、加賀屋。
ホスピタリティといえば、スターバックス。
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