【2020読書】No.46 『人間学入門』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、305冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
過去5年間で1015冊の本を読み、その記録はFacebookの方にしてきましたが、今年から、更新の仕方を変えつつ、こちらに記録をアップしていこうと思います。
2020年2月13日。2020年44日目。
2020年46冊目の読書は、
『人間学入門』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
人間力を高めるため、人間学を学んでおりますが、
以前から読もうとしていて、まだ読んでいなかったので、読みました。
読んだ感想
いかに時代が変化しようとも、
絶対に変わらない不変の真理が4つあります。
①人間は必ず死ぬ
これは、絶対に不変ですね。生まれた者は、いつか必ず滅する。
②自分の人生は自分しか生きられない
親が子の苦しみを代わってやりたいと思っても、
代わってあげることはできません。
自分の人生は、自分しか生きられない。
自分の人生に代役はないわけです。
③人生は1回限りである
人生は繰り返すことができない。
人生にリハーサルはなく、常に本番である。
④この悠久の宇宙の中で、自分という人間は過去にも未来にも一人しかいない。
138億年前にビッグバンが起こり、地球が誕生したのは、46億年前。
人類の祖先が誕生したのは、600〜700万年前。
この果てしない時の流れの中で、
どれほどの人が生を受け、亡くなっていったかはわかりませんが、
自分という人間は過去に一度も、一人もいないし、
今この瞬間の私しか存在せず、
これからの未来にも存在することはありません。
釈尊が言ったとされる『天上天下唯我独尊』という言葉は、
こういう意味ですね。
過去にも未来にもたった一つしかない、
この尊い命をどうやって生きていくのか。
それを学ぶのが『人間学』であると。
これからも人間学を学んでいきたいと思います。
こんな方にオススメです!
・人間学を学びたい方
・人間力を高めたい方
・人を引っ張っていくリーダーの方
・稲盛和夫さんが好きな方
・仏教的思想に興味のある方
合わせて読んでみて欲しい本。
人間学を学ぶのにオススメの本をご紹介します。
この本を読んで、開眼しました。
そこから人間学を学ぼうと決意し、安岡正篤さんの本は読み漁り、今に至ります。
「国民教育の師父」と謳われた方。授業録ですが、タイムスリップをしたように、授業を聴いている気持ちになれます。
日本にヨーガを広めた方。大日本帝国軍の諜報員というとてつもない肩書きにも関わらず、とても柔らかな語り口で、引き込まれます。
稲盛和夫さんも安岡正篤さん、中村天風さんから多くを学んだそうです。
松下幸之助さんのお話。心が震える。魂が震える。こんな人の元で、働けたらどんなに幸せであろうか。そんな気持ちになります。
結局のところ、『人間力』が全てだと思います。
最終的に何で選ぶかって『人』ですよね。