これもマーケ

世の中にはアイデアや工夫が
あふれています。

何気ないところに、なるほど!ってことがありますよという話です。

駅構内にヤクルトさんの自販機が
あって、普通ならいろんな商品が
並んでいるところを
横一列にヤクルトがジャックして
並んでいたことがあったのです。

パッケージの上に日曜日から
土曜日までそれぞれのボタンに
合わせて書いてある。

ヤクルト毎日習慣

続けて飲むことが大事だと
伝える自販機ならではの方法。

同じ商品を何列も並べるメリットは
売る側の方の補充回数を、
減らすことにつながり
メーカー側としては
それだけ棚に置いてあることで
来店された方が見つけやすいし
その分その棚のシェアが取れて
それなりの在庫をお店において
もらえるメリットがあります。

お店側としても他の商品を並べて
選ぶ機会を作りたいという意向も
あるから売れる商品でないと
なかなか2列も並べてくれない
のです。
この商品が見える数をフェイス数というのです。
文字通り商品の顔の数です。

顔がいっぱいあると来店される方も
売れていると認識してくれます。

売場でいかに商品の顔を
見てもらえるか?
本屋さんの平積みもそうです。
メーカーの方もお店の方も
お客様に買ってもらいたいという
想いは一緒。

手書きのカードがあったり
小さなモニターで映像を流したり
商品に気づいてもらい工夫が
お店の中に溢れています。
だから売場って見ていて
楽しいんですよね。ワクワク

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