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Z世代の息子からのアドバイスが適切すぎる

うちの会社では、新卒メンバーに各部署の部長たちが、テーマ自由で60分程度の講義をしている。いよいよ出番が近づいて資料を作成していたときに
資料を息子に見てもらったら、なるほどね!と思った話

「これじゃぁ、見ないよ」
「スライドに文字が多すぎる」
「絵とかイメージで見せた方がいいよ」
「資料より話すほうが大事だよ」

「・・・はい」
企画書や資料をたくさん作ってきたワタクシが
息子から指摘されるとは!

聞く相手は高校生の息子とあまり変わらないような世代。
Z世代に関する本を読もうか?ネットで調べてみようか
はて、どうするか?答えは簡単でした。
わからなければ、何なら当事者に聞けばよいのです。
「何を話してほしいか?」(はい、ネタバレです)

こんなテーマを考えているけど、どれがいいか?
アンケートを取ってみました。
複数回答で答えてもらい、どのテーマであっても
入り方だけ変えて、最終的には自分の話したいことを
話すという目論見です。おそらくこれが選ばれるだろうと
想定したテーマではありませんでした。

「失敗したくない、仕事の進め方」
「自己成長を実感する方法」
「来年入社する新人に対する先輩としての心構え」
「これだけは覚えておきたい仕事の基礎知識」

どれが、票を集めたのか?
「失敗したくない、仕事の進め方」でした。

ちょっと後ろ向きなタイトルだったので、「失敗」について
リサーチを実施。確かに「失敗の本質」という名著があります。
「失敗学」という学問もありました。
失敗は成功の母といいますので、皆成功したいけど、反面
失敗したくないという気持ちの方が強い。
前向きなんだろうけど、まずは、後ろ向きネガ要素は排除したい。

AIに聞いてみたり、本をあさったり、失敗しないための方法を探りました。
そして資料の骨子を作り、パワーポイントで作成を開始。
CANVAも使ってみたいが、いまいち分からん。
是非この辺りもチャレンジしていきたいところ。

さて、資料も完成し、満足したところで、息子に講座をすることを話して
「お前に近い年代のメンバーに話すんだけど、どうかな?」と聞いたら
冒頭のセリフが返ってきた。

「これじゃぁ、見ないよ」
「スライドに文字が多すぎる」
「絵とかイメージで見せた方がいいよ」
「資料より話すほうが大事だよ」

資料は修正をし、文字をそぎ、息子からもOKいただける
内容になりました。

「あとは、話すほうだね!」

本番まで時間はある。みんなのヒントになる話ができれば
うれしいな!

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