自分の身体に目を向けることの大切さ
皆さま、あけましておめでとうございます。
新しい年を迎えました。
初詣を済ませ、これから、お屠蘇とお節料理とお雑煮で、新しい年をお祝いしたいと思います。
私はFBなどの投稿で、歯磨きする時や、お料理を作る時に、台にお腹で寄りかかっていませんか?という問いかけを書くことがよくあります。
お雑煮をつくりながら、ハッとされた方、いらっしゃるのではないかしら?
私自身、そうしていて、ハッとするから…と言うこともあります。
そして、その形が正しく美しい姿勢を作るうえでは、マイナスの形であると実感しているから。
前重心になるし、反り腰にもなる。
そして、お腹が全く使えていない、お腹の力が抜け切っている形だからです。
指摘されなければ、きっとご自身がどうであるか、なんて振り返ることもないでしょう。
それがよくない姿勢との認識もない人も多いかもしれません。
日常の身体の使い方は、何十年と生きてきた間に身につけてきたご自身のクセです。
身体にとって正しいかどうか、ではなく、ご両親や、周りにいる人の動きを見て自然とインプットされた使い方であったり、怪我をしてそこを庇う動きの中で身についてしまった使い方、習い事の中で身につけた使い方もあるでしょう。
それがいい、悪いではなく、要するに、正しい身体の使い方なんて、考えたこともない人がほとんどだということです。
ですが、年齢を重ねてくると、その身体の使い方を補ってくれていた(=代償行為)筋肉達が、悲鳴をあげる時がきます。
肩こり、腰痛、首のコリ、更には頭痛やギックリ腰といったもの。
その負担を軽減させるために、姿勢を整えることは、とても意味のあることです。
ご自身でその自覚をされた時から、変化は始まると言うこと。
正しい姿勢とはどんなもの、とわかったとしても、自分の中に落とし込めるまでは、少し時間はかかりますし、落とし込めたところから、定着させるまでには、やはり時間がかかります。
でも、
アッ!今、お腹の力が抜けてた!
ココでお腹の力を使うんだ!
のように自分で気がつけるようになると、そこに気を向けてあげることができるようになるんです。
そして、それを何度も繰り返していくと、ちゃんとお腹の力を使うことができる身体に変わっていきます。
そう、気がつきもしなかった。
気を向けようとも思っていなかった。
そこから、自分の身体に目を向け始めることで、あなたの身体はどんどん変わっていきます。
今年はぜひ、あなた自身の身体に目を向けて、あなたの身体の変化を楽しんでいただきたいと思っています。
あなた自身が一生懸命に、あなた自身を支え、動かしてくれている。
あなた自身の身体に目を向けることが、あなた自身を大切にすることへの気づきになったり、あなた自身の心との対話になったり、身体だけではなく、あなたのまるっと、と繋がっていくことになるかもしれません。
今年を、あなたの身体に目を向ける元年にしてみてください。
次回から、姿勢の整え方も少しずつご紹介していこうと思います。
2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。
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