色とりどりのきらめく五勝手屋通信〜6月号〜
6月になりました。例年よりも早く梅雨が始まり、ジメジメとした季節がやってきました。梅雨はあまり好きではないものの、かわいい青梅や、色とりどりの紫陽花など、季節の楽しみはたくさんあります。今月もよろしくお願いいたします。
\6月のお菓子🍡/
6月のお菓子のラインナップはこちら。夏が始まる心の準備を一緒に彩ってくれる、きらめくお菓子たちが勢揃いです。
結葉
夏、葉が茂って重なり合う姿は、互いに結ばれているように見えることから“結葉(むすびば)”と言われます。若葉から青葉へ刻々と色を増す結葉を、薯蕷饅頭に描きました。
云うよりまさる
“声はせで 身をのみ焦がす蛍こそ いふよりまさる 思ひなるらめ” 物言わぬ蛍をたとえにした源氏物語の恋歌から、蛍舞う夏の宵をコーヒーの羊かんで表しました。
軒下の朝
空の明るさに目を覚まし、軒下にふと目をやると、朝露をのせたあさがおの花。夏の訪れをしみじみ感じるひとときです。季節の風情を練りきりで表現しました。
ラベンダー畑
きんとんのラベンダー畑に見え隠れする黄色のしっぽ。一面の紫色に埋もれ、遊んでいるのは誰でしょう。壮大な北海道の夏の風景を、手のひらでお楽しみください。
花手水
色とりどりの花で人々を楽しませる花手水。江差町・姥神大神宮でも、鮮やかな紫陽花の花手水が参拝客をお迎えします。美しい夏の風景を、涼やかな錦玉羹で切り取りました。
\一月一話/
今月はマラソンのお話。え?マラソン?と思った方。実は五勝手屋の羊羹と意外なつながりがあるのです。お茶の時間のお供にお読みください。
\6月のお知らせ/
■和菓子の日特別企画
6月16日日は和菓子の日。五勝手屋本店では15,16日の2日間、特別企画を実施。和菓子好きなみなさんはもちろん、普段なかなか和菓子を食べる機会いが少ないという方もぜひこの機会にお越しください!
■丸缶羊羹復刻デザイン販売
・五勝手屋丸缶羊羹-かつて-
五勝手屋にて、戦後から昭和の中頃まで原料にしていた【紅金時】を使っています。豆だけてなく、砂糖の一部をあえて焦がす、現在より長時間練るなど、ガス釜や直火だった当時の製造環境での仕上がりを疑似的に再現し、昔の羊かんの味や風味に仕上げています。また、ラベルも当時のデザインを使用しています。
※紅金時は、江差町で取り組んでいる【紅金時からはじまる喜よ豆プロジェクト】によって収穫に成功した豆を使っています。
・五勝手屋丸缶羊羹-いま-
紅金時の時代を経て【大正金時】を原料につくっている、現代の丸缶羊羹です。あの頃も今も、五勝手屋の看板商品でロングセラー。
・五勝手屋丸缶羊羹-これから-
現在の金時豆の状況より【これから】を予想して導き出した、未来の羊かん。今後台頭すると思われる、新種の【秋晴れ】を使っています。豆は違えどおいしさは変わらない、五勝手屋の羊かんづくりの姿勢を表す、未来の丸缶羊羹です。
\元気に更新中!/
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■オンラインストア
今月のお菓子の販売はありませんが、そのほかにもおいしいお菓子がたくさん!今月もおすすめはこの時期限定の「あずき羊羹」。小豆と白小豆を使ってすっきり、あっさりとした味わいの羊羹です。少し冷やして食べるのもおすすめ。あんこの色合いが紫色なので、パッケージも紫陽花になっています。本物の紫陽花と一緒にお楽しみください。
2023年も折り返し地点。今月も皆さんが健やかな6月を過ごせますように。