ビルズ対チーフス、コマンダーズ対イーグルス、1月27日決戦の組み合わせ決定
NFL ディビジョナル・ラウンドが終わりました。4試合とも緊迫した試合だったし、テレビで見る分には面白かった。でも現場は大変だったと思います。
チーフスがテキサンズに勝ちやがった試合は体感温度-13℃だったし、ラムズがイーグルスに負けてしまった試合は雪でフィールドが真っ白だったし、ビルズがレイブンズに競り勝った試合も終わったときは-7℃でした。
そんな寒さの中でアメフトやるプレイヤーは大変だろうけど、コーチとかスタッフとか審判とか観客とかはもっともっと寒そうだった。どうかしているんじゃないかと思います。
何はともあれ、AFC, NFC, それぞれのカンファレンス・チャンピオンシップの組み合わせが決定しました。両試合とも1月26日(日本時間27日)に行われます。
AFC
バッファロー・ビルズ(東地区1位、13勝4敗) 対 カンザスシティ・チーフス(西地区1位、15勝2敗)
NFC
ワシントン・コマンダース(東地区2位、12勝5敗) 対 フィラデルフィア・イーグルス(東地区1位、14勝3敗)
AFCのビルズ対チーフスは因縁の対決。この両チームは2020年、2021年、そして2023年のプレーオフで対戦しているけど、チーフスが3連勝中なのです。しかし、今年のレギュラーシーズンでの対戦ではビルズが勝っています。
個人的にはスーパーボウル2連覇、9年連続地区優勝のチーフスは嫌いです。あまりにも強すぎるし、それでいて昨日の試合では疑惑の地元判定ばかりだったし、アメフトと関係ないテイラー・スウィフトなんかをスタジアムに連れてきたりするからです。
ビルズも毎年のようにプレーオフに出てくる強豪だけど、未だにス―パーボウル優勝はゼロ。それどころか、1990年-1993年まで4年連続でスーパーボウルに進出しながら4連敗という珍しい記録を持つチームです。今年こそ、あの憎たらしいチーフスを破ってほしい。
NFCのコマンダーズ対イーグルスは同地区ライバル対決。レギュラーシーズンでの直接対戦は1勝1敗で星を分けています。
コマンダーズが勝てば、1991年以来のスーパーボウル進出。昨シーズン4勝13敗のこのチームを引っ張ってきたのは新人QBのジェイデン・ダニエルズです。
イーグルスは2022年のス―パーボウルでチーフスに負けています。最注目は今シーズン前にNYジャイアンツから移籍してきたランニングバックのセイクワン・バークリー。レギュラーシーズンでも、そして今日の試合でもMVP級の活躍を見せています。
放映局や時間はNFL公式日本語サイトで分かります。
アメフトってよく分からないんだよなあって人は以下の記事が分かりやすくて、親切で、とってもおすすめです(自分で言うな)
https://sportie.com/2023/03/american-football23