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マイク・タイソンが自分の子どもにボクシングをしてほしくない理由
Youtubeボクサー、ジェイク・ポールとの1戦を3か月後(7月20日)に控えた、マイク・タイソンが最近よくSNSに登場します。
まだまだヤバいよって思わせるトレーニング動画もそうですけど、こんな談話も話題を呼んでいます。
以下は、カクタニ訳です。
長男が16歳のときにプロボクサーになりたいって言いだしたんだ。おいおい、待ってくれよ。そんなバカな話はないぞ。私立学校に通ったお坊ちゃんが、どうしてボクサーになれるんだ。ヨーロッパにも旅行したし、世界中を見て回ったじゃないか。そんな人間がファイターになんかなれないよ。俺みたいな連中と戦いたいだって? 獣のような連中だぞ。俺は自分の子どもたちにそんなことをしてほしくない。そんな下品なことはダメだ。ボクシングとは何も持たない連中がやることなんだ。きついし、痛いし、犠牲にしなくてはいけないことが多すぎる。俺は自分の子どもがこんなことをしなくて済むように、自分が殴られるのにも耐えたんだ。俺の子どもたちはミドルクラスだ。学校にも通ったし、やりたいことをやってきた。ボクシングは頂点に立つことを求められる厳しい戦いだ。そんなプレッシャーを子どもたちに与えたくない。
57歳のタイソンは私と半年しか違わない同い年。まさに同世代のヒーローです。とは言っても、人間と野獣の違いはあるよなって思っていたのですが、父親としての心情には近いものを感じます。