(合格脳シリーズ⑦)合否を分ける行動力とは
行動力で合否が分かれる
行動力があるほうですか?と聞かれて、「はい」と言えますか?これは教室でよく質問することです。
行動力がある人はどんな挑戦であっても、うまくいきやすいです。行動力がある人と、あまりない人。これは生まれ持ったものではなく、「自分にとって必要なもの・ことを正しく理解しているか」「手に入れる方法を知っているか」で分かれます。
行動力で差が出る原因は「情報量」に差が出るから
行動力で差が出るのはなぜでしょうか?それは行動力の差が情報量の差につながるからです。
ちょっとイメージしてみてください。気になる学問があったとします。その学問について調べることは皆さんあると思います。
では、一歩進んで、「その学問について知っていそうな人に話を聞きに行く」「その学問を学ぶことができる学校/スクールの説明会に行き、気になることを質問してみる」「とりあえず誰かに相談してみる」ここまで話を広げるといかがでしょうか?
意外とやっている人は少ないです。例えば、ネットで調べただけの人と、ネットで調べたうえで誰かに質問紙に行く人だとどちらのほうがより情報を持っていると思いますか?
もちろん質問までした人です。
行動力はスピードも大切
どうしようかな、と迷ったときに、そのまま迷い続けている人と、とりあえず行動を起こす人がいます。迷ったときは自分では結論が出せないときです。迷ったまま時間が過ぎてしまうと、資格取得でも、受験でも残り時間が減って、損をしてしまいます。
なので、とりあえず動き出しましょう。
動き出すことで変化が出てきます。たとえば、進学先を悩んでいる高校生なら、とりあえず、進路指導室に行ってみる。そうすると先生が相談に乗ってくれるかもしれません。
資格を取得しようか迷っている人は、とりあえず資格手当の対象になる資格を見てみたり、気心が知れた同僚に相談してみたりする。
これだけで周りは「あの人は今、○○で悩んでいる」「○○について興味がある」と知ることができます。実はこれがすごく大切です。
良きアドバイザーは案外近くにいる
私はいろいろな情報をくれる人物を「良きアドバイザー」と呼んでいます。この「良きアドバイザー」はその情報に精通している人だけでなく、『一緒に悩んでくれる人』や『調べ方を教えてくれる人』を指します。
その道の専門家でなくても、例えば仲の良い友人や家族も『良きアドバイザー』になりえます。ポイントはあまり肩書にこだわらないことです。
専門家に聞くと狭く深い情報を聞くことができます。専門家でない人に相談すると、広く浅く情報を手に入れられます。実は両方とも大切な事なんです。ぜひ、いろいろなタイプの『良きアドバイザー』を探してみてください。
まずは行動を起こしましょう
もし何かに興味があれば、ぜひ行動を起こしてみてください。内容が具体的になってなくてもいいんです。ネットで調べてみる、誰かに話してみる、説明会やオープンキャンパスに参加してみる。なんでもいいです。情報をしっかり手に入れて、次の行動につなげていってください。
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