思い出のウォークマン その1
音楽を聴くことが日課になっている。きっかけは小学六年のクリスマスプレゼントでもらったウォークマンだった。
近くのレンタルCDショップで借りたCDをパソコンを介してダウンロードし、いつでも持ち歩いていた。その時に聞いたアルバムは、自分が音楽を聴くときの「耳」を作り上げてくれたものだと思っている。
今回、noteを書くにあたって久々にウォークマンを起動してみた。そこで気になった曲をいくつか紹介する。
当時流行っていた『クリスマスソング』を聞きたくて借りたアルバムだったが、このストレートすぎるタイトルに驚愕したのを覚えている。
『僕は君のことが好きだけど、君は僕を別に好きじゃないみたい』って何だよ!結局それって片思いじゃねーか!と最初はツッコミを入れたけど、恋愛の様相は「片思い」のたった三文字で表すことなんかできず、そこにはもっと複雑な心情があるということを、当時のgojyo少年はなんとなく感じていたと思う。
多分ね。
この曲は、Galileo Galilei というバンドの『PORTAL』というアルバムに収録されている曲だ。当時ハマっていたアニメのOPテーマが聞きたくてこのアルバムを借りたが、一曲目の『Imaginary Friends』のイントロに度肝を抜かれたのを今でも覚えている。こんな音が存在するんだと。そこからこのアルバムに夢中になった。
この『PORTAL』にはいくつか物語形式の詩になっている曲が存在する。そういった曲から情景を連想し自分なりの世界を作り上げていく。そういった体験が新鮮で楽しかったのを覚えている。
初投稿なので今回はここまでにしようと思います。
読んでいただきありがとうございました!