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自己肯定感はひとりでは上がらないから

絶賛転職活動中のわたしにとって、こんなにぴったりなものはないと思い、
月曜ではないけどパソコンを開いている。

#わたしの転職体験

つい先日もカジュアル面談をしてきたのだが、ひたすらに質問をおうむ返しされ、最終的には「うちの会社向いてないと思う」と言われ、いじけていた。

オファー送ってきたのはそっちよね・・・?
おうむ返しってコミュニケーション取る気あるの・・?と勝手にぷすぷすしていたのだ。

余談だが、質問をおうむ返しは、ひとつの会話のテクニックである。
ただ、Googleの検索キーワードには「おうむ返し 失礼」「おうむがえし うざい」といったワードも並ぶので、やはり使い方は相手に合わせるべきじゃないかと思う。


転職活動をしてよかったこと

さて話が逸れたが、現在進行形で転職活動をしてみて一番よかったことを記しておきたい。


転職活動をしてよかったこと、それは自己肯定感が上がったことだと思う。
転職エージェント経由で何人かのキャリアアドバイザー(転職活動のアドバイスくれたり、会社を紹介してくれる人)とお話しする機会があるのだが、一度自分がやってきたこと、できること、これからやっていきたいことをお話ししていくうちに、自分の中の思考も整理されていった。なにより自己肯定感が上がり、やる気も少しずつ戻って来る感覚は小気味良い。


自分のこれまでやこれからの話を肯定してくれる存在というのは、とても転職活動のモチベーションを保つのに有難い存在である。
転職活動に関わらず、自分の話を聞いてくれる人はとても心地のよい関係性になるような気がする。

年収は100万円下がったけれど

そもそも転職活動をなぜ始めたのかというと、コロナの影響で年収が100万円近く下がったのだ。

ただ収入が減ったことが直接的な理由ではない。
もちろんこれまでの貯金もあったし、在宅勤務になって日々のラテマネー出費も無くなった。趣味は海外旅行だったので、行けないならいいやという感じで、経済面での切迫感はない。(強いていうなら、ちょっと気軽にネイルとかマッサージとか美容院とかに行かなくなったぐらい)


そもそも収入が減ったということは、仕事が減ったということである。
業績悪化のため、社内で仕事内容がより厳しく精査されるようになったというのが正確だろうか。

とはいえ、わたしの仕事は減ったというよりも、コロナ渦で変化を求められたので減ってはいない。むしろ新規事業みたいなものだから、仕事量もそれに伴い増えた。これまでのルーティーンワークではない新しいことをやるのにはこんなにもエネルギーを使うことなのかと日々げっそりしていた。

コロナ渦でなくなったこと

さて、話を1段落前に戻すが、コロナ渦で業務の無駄が省かれることとなった。
その中で削られたことが評価である。
少しでも早く帰れるような効率化は大歓迎なのだが、削られたのは評価されることである。

学生時代は定期的に成績表があったし、これまでの社会人生活も定期的に上の人と話す機会があった。
わたしとしては、仕事で結果を出しても褒められないといことよりも、自分のやっていることが正しいのか不安になることが一番もやついた。

ほら、上の人と仲良しの人だけ優遇されてない?みたいな不満とかも人間だから抱く。人間の感情に蓋をしろというのは、難しい。一度抱いた違和感の軌道修正をするのは一人ではむりだった。

社会人歴も5年を超え、新しい業務に挑戦することで、自分の中でできることが増えたなんとなくの実感がある。(もちろん給与に反映されることはない・・・)
ただ、それを客観的に評価してくれる人が近くにいないというのは結構メンタルがえぐられる事案である。誰かに認められ評価されたいという気持ちは、人間が抱く当たり前の感情である。つくづくマズローの欲求5段階はよくできていると思う。

「見てる人は見てるから」なんて言葉を言っていいのは、優しい親友と彼氏だけだ。これは会社で聞きたくない言葉ランキングにノミネートさせたい。

そんな訳で評価のなくなった生活というのは、自己肯定感が下がりモチベーションの下がるものだった。そんな生活にピリオドを打ちたい、これが転職活動の動機である。


キャリアアドバイザーとお話ししてみた

転職活動を決意し、いくつかの転職サイトに登録をした。
転職サイトから送られてくるメッセージも様々であり、①転職サイトによるおすすめ ②企業からのオファー ③キャリアアドバイザーからのメッセージ と分かれる。

キャリアアドバイザーからのメッセージは典型文なのだが、そのなかでもきちんと職務経歴書を読んでくれそうな人と何人かお話ししてみた。すると会社の紹介だけでなく、経歴書の添削やキャリアの棚卸しなど、全方位でサポートしてくださる存在だということがわかった。

キャリアアドバイザーと面談を重ねると今までやってきたことをヒアリングしてくれ、セールスポイントになるようないいところを見つけ出してくれる。
おすすめの会社を紹介してくれることも大きいが、自分のキャリアを認めて肯定してくれる人に出会えるだけでもキャリアアドバイザーを利用する価値があると思う。これまでやってきたことを認めてもらえるのは、お世辞でも嬉しいものだ。
自己肯定感を上げるためにも、おすすめしたい。


ちなみに、今お世話になっておるキャリアアドバイザーはわたしのキャリアについて、「特殊で華やかだけど、汎用性がない」とズバリと言ってくれた方である。

ものすごく自己肯定感が下がりそうなコメントである。
今の職種は、キャリアアドバイザーに「すごいですね」と言われることも多かった。ただ特殊ゆえのキャリアに対する不安を見抜いて、とても適切なアドバイスをくださった。ちょっと言いにくことを言ってくれる人にはついていきたくなる性質があるらしい。わたしの自己肯定感は、今爆上がりしている。


転職をするかしないかにも関わらず、キャリアやスキルの棚卸しを自分以外の誰かと定期的にすることをおすすめしたい。

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yukimi | ご自愛マンデー
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