妄想〜七海が去った日〜
初めまして。夏油傑とお出かけがしたいお出かけ、ことオデです。
みなさん、ナナミンが高専に出戻ることを決めたあのシーン、覚えていますか?
「もしもし七海です お話があります」
「ええ 明日にでも高専に伺い…何笑ってるんですか?」
はい、そこのナナミン推しオタク、涙を拭きなさい。
泣くにはまだ早いですよ。
以下妄想
「もしもし七海です」
『お!七海じゃん!久しぶ「お話があります」
『…ふーん。まあ一回顔出しなよ』
「ええ 明日にでも高専に伺い『クククク…』
「…何笑ってるんですか?」
『いーや、なんでもないよ!じゃあ後で高専の今の住所送るね』
「後で、ではなく今すぐ送ってください」
『相変わらずだねー七海は。細かい男はこっち側でも嫌われるよー
(おーい伊地知ぃ、高専の住所七海に送っといてー)ブチッ』
「(ツーツーツー)……クソ」
高専に戻ることを決めた数秒後に、その選択をうっすら後悔する七海であった。
みたいな会話が繰り広げられてイダンデズガネ(吐血)
電話の相手は五条悟。
高専の受付電話番号(03から始まる?)があるかは不明ですが
真っ先に五条悟に電話をしたんですね、七海は。
おそらく頻繁に連絡を取っているわけでもないでしょうが
あの男が死ぬわけないし術師を辞めているわけがない。という信頼のもとに、電話したんですかね。愛おしいですね。
で、話は遡り本題の「七海が去った日」について。
七海は五条の一つ下の後輩で、その代は灰原と七海の2人だけ。
灰原亡き後、七海は1人になるわけですね。
先輩2人(家入は戦力外として)は最強で多忙なわけですから任務に関しても後輩と行くことはあったかもしれませんが、基本は1人な訳です。
これ、あの人の状況にちょっと似てますよね。
そして、そうこうしてるうちにあの人が離反するわけです。
はい、夏油傑君ですね。全く、もう!
そして五条もまた、ひとりになるわけです。そこでもしかして気づいたんじゃないでしょうか、七海の存在に。
七海建人が置かれている、親友と似た状況に。
七海がどのタイミングで術師としてでなく
一般人として生きていこうと決めたのかは分かりませんが
オデ的には、もしかして五条の勧め(暗に)があったんじゃないかなと思うわけです。
非術師を殺し、両親も手にかけた親友の思想
おそらく五条にはまっっったく理解ができなかったんじゃないでしょうか
ほんの、一ミリも。
そして親友は最悪の呪詛師として名を馳せていくわけです
こんなトラウマ、呪術師やっててもそうそうナイヨ…
七海はきっと元々感情を表に出すタイプじゃないし
ましてや術師にならずに生きていこうと思う、なんてセンシティブな相談を五条にするでしょうか?いいや、しない(反語)
夏油すぐるよりもきっと割り切って、淡々と、クソみたいだと思いながらも任務をこなす後輩の姿に、もしかしたら五条は親友の影を重ねたんじゃないかなあ、と。
(まだちょっと尖って、分かりづらぁぁぁい遠回りな方法で七海を呪術界から遠ざけて、これでよかったのかなあと思ってそこに現れたのが伊地知さん…とかまで
考えると妄想が捗りすぎるのでやめときます。)
ところで、呪術高専に進学して、呪いと全く関わらずに生きる道を選ぶ人も、いるのでしょうか?
これについては断言できませんがきっと多くはないでしょう。
てことは、非術師家庭で育った七海が常に人手不足の呪術界を去るには相当な苦労と葛藤があったと思うんですよ。葛藤はさておき、苦労の部分をもしかして五条が少し助けたんじゃないかな、と思うわけです。
『七海、オマエ呪術師にならないんだって?』
「…はい。大学に編入することになりました。」
『ふーん』
「…」
『ま、いーんじゃねーの?パンピー人生も。』
「…」
『…』
「ありがとうございました」
『何が?』
「…いえ、なんでもありません。
では、また。」
み!た!い!な!
実は五条が裏で手を回してくれてることに薄々気づきつつも素直にお礼は言いたくな言ってか言えないってか言わない方がいいかもしれないみたいな気を回した結果口数がことさら少なくなる七海がいて、五条としても七海にとってはこの方が幸せだとなんだと自分に言い聞かせて、自分の夢の実現を本当は七海にも手伝って欲しいけど、そんなこと言って引き止めるわけにもいかない(早口オタク)
そんな七海から数年ぶりに電話かかってくるんだよ?!
そら笑うわ!!!!!!!!!
同じクソならより適性がある方へ
終わり。