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【旅の記録】海外女ひとり旅inドイツ 

私は、旅が好きです。
いつかもう一度訪れたい国は?と聞かれたら、
私は迷わず「ドイツ!」と答える。
(そもそも海外旅行自体3回しか行ったことないけど。笑)

私にとってドイツは、思い出の街。
社会人2年目の夏に、今年は海外旅行に行こう!と決め、
クリスマスとビールというテーマのもと、
ボーナスをつぎ込み、ドイツ行きの航空券を購入。
ひたすら「ドイツ 観光」「ドイツ 新幹線」「ミュンヘン ビール」「ドイツ クリスマスマーケット」などなどGoogle先生に尋ねまくり、
当時買ったばかりだったiPadにメモや地図のスクショ、iPhoneに航空券のチケットやホステルの予約メールをしたためて、12/22だったかな?仕事を納めたその日に、スーツケースとリュックで羽田空港に向かった。

「海外ひとり旅」は、私の夢だった

大げさかもしれないが、私は恵まれた学生ではなかったし、学生時代に何かやり遂げました!とかそんなことはか悲しいことに一切無し。
4年間体育会の部活に所属し、テスト期間のオフ期間以外は週6日で練習。朝バイト→大学で勉強→部活の連取の日々。一人暮らしをしていたため、常に「お金がない!」状態だった。大学生で海外旅行に行っている友達の懐事情はどうなってんだと思ってた(笑)
だけど、Instagramでやたら旅行系のアカウントを見たり、旅ブログを読んだりしていて、バックパッカーで世界をまわっている人がとてもうらやましくてキラキラして見えた。いつか私も行ってみたい!という野望をもってはいたものの、なかなか一歩が踏み出せず。たまたまその年は、2学期の終業式の日が早く、(当時は小学校の教員やってました)これは行くしかない!と思い立って行動し、エクスペディアで航空券を予約した。

ドイツ旅行のスケジュール

わりと古い記憶なので、大まかであるが、スケジュールはこんな感じだった。航空券はエクスペディア、ユーロスターは公式HP、ホテル(ユースホテルにしました)はブッキングドットコム。旅行会社や日本のツアー等は一切使わずすべて自分で調べて予約した。ホテルは安さを求めてユースホテル(相部屋だったり、トイレバスがついていないような部屋)にして予算を抑えた。
トータル15万円くらいだった気がする。

12/21 羽田発→ドバイ着 
12/22 ドバイ発→ドイツ・フランクフルト空港着
    フランクフルト駅前のユースホテル泊
12/23 フランクフルト→ヴェルツブルク→ニュルンベルク
    ニュルンベルク泊
12/24 ニュルンベルク→ミュンヘン
    ミュンヘン泊
12/25 オーストリア・ザルツブルク 1日観光
    ミュンヘン泊(同じところで2泊)
12/26 ドイツ・ミュンヘン発→ドバイ着
12/27 ドバイ発→羽田着

各街で何をしたか等、もう細かい記憶がかなり曖昧なのですが、端的に書いていきますね。↓

フランクフルト

クリスマスマーケットは、お店も飾りもとても素敵だった。
ホットワインデビュー。ホットワインを入れるマグカップはデジポット制で、返せばお金も返ってくるけど、マグカップが欲しくてそのままお持ち帰り。変なおじさんに絡まれて誘われたけど逃走。

ソーセージパンデビュー!
ホットワインはマグカップに入れてもらえます


ニュルンベルク

 古き良き町といった感じでした。街並みもかなりクラシカルで、歩道もすべて石畳。(スーツケース持ち歩くの本当に大変だった記憶が・・・)泊まったホテルは相部屋にしたけど、誰も来なくてひとりで優雅に過ごしました。時差ぼけで半日寝てた気がする。クリスマスマーケットいったけど、ぼっち私くらいでした。悲しい。

泊まったホテル。もともとお城?を改装してホテルにしたとかでどことなく神秘的。
丘の上にあり、駅やマーケットからも少し距離があったけど、ここにしてよかった!
ドイツのクリスマスマーケットは、その街の大きな教会のまわりの広場で開催しているイメージ。


ミュンヘン

ミュンヘンのクリスマスマーケットにも行きたかったけど、ミュンヘンはもう終わっちゃってて、広場ではテントの撤収をしてました(笑)
どうやらドイツはホリデー?で24日~26日は、ほぼ店が閉まるらしい。実際にほとんどやってなかった。
そして、多分一番有名であろう、ホフブロイハウスに行って、生演奏を聴きながらでっかいホワイトビールを流し込みました。(やっててよかったー!!)

周りを見渡しても一人で来てた人私だけだった。

ミュンヘンでは、同じユースホテルに2泊しました。1階がバーになっていて、夜はそこへ。街でドイツビールを浴びるほど飲みたかったけどやってなくて、ホテルのバーに行くしかなかった。私みたいな一人旅の人たちが集まっていて、アメリカ人・ブラジル人・アルゼンチン人などいろいろな国籍、人種の人と乾杯して騒ぎました。何を話してるのかほとんど聞き取れなくて悔しかったけど。いろいろな国の人とつながれる英語って、すごい言語だなあと1番実感した出来事でもあります。勉強しよう。
最終日にチェックアウトしたあとノープランだったのですが、バーで知り合ったブラジル人の女の子と一緒にミュンヘン散策したよ。私がわかるように、ゆっくり英語を話してくれました。(いろいろ話聞いたら弁護士らしい。かっけー!!!)違う国の友達ができたいい思い出。

ドイツ旅行で唯一晴れた日に。ありがとう!


オーストリア・ザルツブルク

ミュンヘンから特急で1時間半ほどで行けます。ヨーロッパって狭いですよね。すぐに違う国に旅行に行ける感覚ってつかめない。
ここでは、モーツァルト美術館や、あの「サウンドオブミュージック」のロケ地巡りをして楽しかった。だけど、クリスマス当日に行ってしまったので店はほぼクローズ。涙。本場のザッハトルテは食べられませんでした。
街の真ん中のお城の上からみたザルツブルクの街並みが本当にきれいで今でも忘れられない。

夕暮れ時のザルツブルク


「海外ひとり旅」を終えて感じたこと

かなり今更感がありますが、ドイツ旅行で感じたことを綴ってみました。
私が旅が好きな理由は、
➀「初めて」の経験ができるから
②自分の「好き」を見つけることができるから
③頑張って働いたから旅ができたんだ!という達成感を味わえるから
この3つかなあと思います。まあ③はおまけみたいなものですが・・

歳を重ねていくと、なかなか新しい経験や刺激って減っていく。
そもそも新しいことをしようとすると、少ししんどかったりするから、最近の私は、だんだん避けていくようになっている気がします。
でも、旅ってあえてそれをするんですよね。
私はツアーではなく自分で組み立てるのが好きだから、尚更考える。(もちろんツアーも、膨大な中から、選びますよね)事前の準備が要るからそこそこ時間も使うし。予算これくらいにおさまるようにスケジュールたてたいとか、ここは行きたいとか。
旅行の計画立てていると、自分の好きなものもわかってきたりする。建築物とか、自然の景色とか、美術館とか。また現地の食べ物とか。
旅をしようとすると、準備の段階でかなりパワーを使います。
でも、パワーと時間とお金を使っても、その旅先から家に帰ると、私は「また旅に行きたい」と感じる。
きっと新しいものを見たり感じたりすることで、自分自身も人間としてレベルがあがった気持ちになれる。
あえて「新しい経験」をしにいくことって、自分の成長にもつながる気がする。これは旅に限らないけれど。
また、新たな自分を知りに、ワクワクする旅にがしたいと思う。


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