不登校のTVについて

不登校について、語っていた番組があった。
学校は無理をせずに行かなくてもいいといった内容のように私は感じた。
あまつさえ不登校の何が悪いという感じであった。
病気になってしまうから気を付けよう、
最悪自殺してしまう人もいるから気を付けよう。逃げ場所があるということを伝えたかったのだとおもうが私はそれよりも不登校は悪くないということを大きく感じた。
病気になって、その結果自殺してしまうまで学校に行けとは思っていない。
精神を壊してしまうことは良くないことなのは理解できる。
学校に行かなくても、学べる場所があるのを紹介するのはよいことだと思う。
しかし、精神疾患と学校に無理に行くのを同じにしてしまうのは違うことだと思う。
大人になっても同様なことがいえると考える。
仕事をさぼって行かない人もいれば、
無理やり行って精神疾患になってしまう人もいる。
サボり癖を持っている人と精神疾患を同じように捉えて感じてしまった。
持論だが、サボり癖の先にあるのが精神疾患で
あるとは思わない。精神疾患になってしまうのは職場や学校に原因があると考える。
サボり癖はその人の性格もあるだろう。
私は高校時代皆勤賞であった。
高校が特に楽しかったという思い出はない。
逆に私より楽しく高校時代を楽しんでる人が、
サボり気味の人も多くいた。
このようにサボり癖はその人の性格もある。
私も彼らも高校は卒業出来たし、
おそらく精神疾患にはなってない。
少なくとも私はなってない。
私は学校に行くのが楽しかったわけではない。
むしろ友達もいなかったので苦痛だった。
しかし、行くのが当たり前になっていたから行っていた面がある。
方や一方、中学生時代はサボり癖をもっていて、ちょこちょこ学校を休んでいた。
中学生時代の方が楽しかったように思えたが、
中学生時代の私は学校に行くのが当たり前ではなかったのだろう。
何故サボっていたのかは分からない。
あそこで少し頑張って学校に行ったとしても、
おそらく精神疾患には成らなかったと思う。
むしろ中学生時代から皆勤賞なら自信ももてたかもしれない。
このように頑張ることは悪くはないと思う。
多くの人はどこかで頑張り、無理をして何かしらの結果を得たのだと思う。
私の好きな元プロ野球選手に宮本慎也選手がいる。彼は野球をしていて楽しかったのは少年野球時代しかないと言っている。
学生時代やプロ時代で成功しか求められなくなったら辛いことばかりになったのだろう。
しかし、その中で努力をして頑張った結果、
名選手になった。
長嶋一茂さんは多くのプレッシャーでパニック障害になってしまった。
この違いはその人の性格もある。
そして、ストレス発散のやり方や
チームカラーもあるだろう。
このように頑張った先に結果を掴める人もいれば、頑張った結果病気になってしまう人もいる。そこの見極めが大事だ。
あの番組はそこの点を言わずに、
全日本人に対して辛くなったら直ぐに休むことが大事である。休むことは何も悪くはないと言っているように感じた。
もちろんいじめで、学校や職場に行くことが辛いこともある。休日が全然なかったら辛いこともある。様々な原因で辛いことがある。
何か辛いことをやり続けると病気になってしまう人もいるのだろう。そのような人に無理やり行い続けるのは酷なことなのだろう。
しかし、世の中全て楽しいことで暮らせるようなことはないと思う。
何がきついのか、どうしてしたくないのか、
限界はどれくらいなのかを見極め行うことが大事なことだと考えられる。

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