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かんげきしたハナシ

ハロ!ごほちゃんです!
2024.12.30.
久々に独りで新宿の外に出た。
以前お誘いいただいた劇を見に
独りで電車に乗ってお出かけした。
ひとりでおそとにでられてえらいね。

今回観劇したのはroute.Cさん主宰の
“ハッピーバッドエンドロール”
ムーブアクターの中村さんにお誘いいただき
本当に小学生の時ぶりに劇を見た。

劇場の入口に入った途端、懐かしい匂いがした。
というのも、じつはごほちゃん、小中学生時代は吹奏楽部に所属していて、いろんなホールとかによく行っていた。
眩しい光の当たる場所の匂い。
見る人と見られる人のいる場所の匂い。
ぼくが逃げ出した場所の匂い。

ごほちゃん、じつはずっと興味あったものの一つが演劇である。
それこそ大元を辿れば脚本に行き着くくらい。
今回はお仕事もお休みで、中村さんからは
以前別の機会にすごくいい刺激をもらったので、今回も勉強になればと思い見に行った。

結論。
勉強云々なんて言ってられないくらい刺さりまくりで、終始泣きっぱなしだった。
見終わって時間が経ったも、なんで泣いたのかわかんない。
理由なんてわからないままでいいかも。
声、言葉、動き、間、光。
ぞくぞくしっぱなしで
泣きながら笑ってた。

引き込まれっぱなし。
マジで見に行って良かった。
記憶消してあと3回くらい見たい。
もっと血肉にしたい。

人の目の中であんなにみんな堂々と
楽しそうに演じているのすごいなって。

楽しそうに。

書いていて気がついた。
表現するのって楽しかった。
いや、楽しいんだよ。
大人になっていくにつれて
どんどんと怯えるようになってしまったけど
思い返せば詩人以外の道を決めた時、
僕は確かに衆目への恐怖と同時に
キラキラしたお菓子みたいな素敵なものを
手につかんだんだった。

本当に観劇中、理由もわからず僕はずっと泣いていた。
同時に自然に笑っていられることにも気がついた。

きっと理由なんてわからないまま
この先も僕は大人になっていくだろう。
理由なんて求めなくてもいい。

ひとがひとに伝えようとする時のエネルギー。
輝き、質感、温度、味。
呪いみたいな言葉を食らう毎日で
久々のご馳走続きだった。

改めてお誘いくださった中村さん
そして出演者や裏方の皆さん、
ありがとうございました。
ご馳走様でした。
紛れもなくこれからの僕の
宝物のひとつになりました。

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