現代文ってどうやって勉強したらいいの?
あなたは現代文、得意ですか?苦手ですか?
「苦手……」という方が多いんじゃないでしょうか。
今回は、現代文の苦手解消のために
・現代文ってそもそも何?
・どうやって勉強すればいいの?
を解説します。
1.現代文って何?
現代文は大きく「読む力」と「書く力」を問う科目です。
- 読む力=文章に書かれている意味を適切に読み取ることができるか?
- 書く力=自分の考えを文章で表現できるか?
題材になる文章は「論説」「評論」「小説」のパターンに分けられますが、いずれにせよ文章というのは「何かを読者にむけて伝える」ものです。
そんな文章というものが伝えたい「何か」を適切に理解できるか?というのが「読む力」で、その「何か」を受けてあなたが考えたことを、同じ文章で表現できるか?が「書く力」です。
2.「読む力」の鍛え方
今回は特に「読む力」について、その鍛え方を解説します。
「読む力」ですが、こんな風に分解ができます。
**「読む力」=「言葉を知っているか」×「文章の流れを理解できるか」**
2-1.「言葉を知っているか」
「抽象」「概念」「構造」「普遍」「客観」……
現代文には普段の会話であまり使わないような熟語・キーワードがよく出てきます。
『「概念」ってどういう意味?』と聞かれたら、
あなたは答えられるでしょうか?
言葉の意味を知らなければ、文章の流れがわかっても、
正確に文章が伝えたい「何か」を理解することはできません。
このように「どれだけ言葉を知っているか」を「語彙力」と呼びます。
2-2.「語彙力」の鍛え方
「語彙力」を鍛えるにはどうすればいいのでしょう?
まとまった参考書を見るのも一つですが、
一番有効なのは調べることだと思います。
文章に出てきた「初めて見た言葉」「よくよく考えれば意味をよく理解していなかった言葉」をスマホの辞書で調べてみてください。
なんとなく知っているような気がしていた単語も、
辞書で調べることで、理解が深まります。
現代文の題材になるような文章は、何度も推敲(書き直し)を経て出版されています。
筆者が考えに考え抜いて選んだ言葉を、いい加減な理解のまま読み流してしまうと、ズレた理解になってしまう恐れがあるのです。
さらに言うと、調べた際にその言葉と「似た言葉(類義語)」「反対の意味の言葉(対義語)」も調べてしまうのがよいです。
まとまったグループとして覚えることで、記憶が定着します。
<まとめ>
読む力を鍛えるために、辞書をフル稼働させて「語彙力」を高めよう!
でした。
続編で「文章の流れを理解できるか」について解説します。
少しでも現代文が苦手でなくなることを願っています!
一緒にがんばっていきましょう。
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