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映画鑑賞【すずめの戸締り】~ただの感想をつらつらと

こんにちは。五兵衛です。
家族のこと、キャリアのことなどをメインに発信していきます。

が、今回は、急遽休みを取って観てきた映画『すずめの戸締り』について、直後に湧いてきた感情を、一旦こちらに書き記しておこうと思います。
(良い悪いではなく、ただの感情です)

念のため、『すずめの戸締り』は、新海誠監督の最新作品。
と言っても、上映スタートが昨年の11月でしたので、すでに3か月以上経過しています。
※公式サイトはこちらです↓↓↓

前情報は、あまり事前にとらないようにして観に行きました。

一言で言うと、期待以上の感動でしたし、新海監督らしい映像美が素晴らしい映画でした。

ただ、恐らくいろんな光景と感情が私を飲み込んでおり、自分の中から何か吐き出しておかないと消化できないと感じたので、あえてこちらに書いておこうと思います。

私は地元が福島県で、そして宮城県在住の友人も多くいることから、震災当時は東京にいたものの、いろんなことが目の前の映像として浮かんできてしまい、途中からは寒気がして思わず両腕を掴みながら観ていました。

あの日のことについては以前にも記事に書いています。
映画を観ながら蘇ってきたのは、

揺れの大きさで”ただ事ではない”と感じ、マンションの外廊下に飛び出した先に見えた、目の前のビルの横揺れの光景
次に真っ先に頭に浮かんだ娘のこと、ちょうど学校から学童に移動している時間帯で、無事なのか?という恐怖
そして、状況を把握するためにつけたテレビから映し出される光景
同時に知った震源地
実家の両親は?祖父母は?友達は?と浮かんでくる顔
誰に何を聞けばいいの?
学童にはいつ迎えにいったらいいの?
余震は?
車を使っても大丈夫?
次々に出てくる答えのない疑問

実家にはどんなに電話をしてもつながらないので、一人でいろんなことを考えて、ただただ怖かったです。

こうして、いろいろな景色と感情が一気に蘇り、作品としての素晴らしさと同時に様々な感情も湧いてきて、そんな自分を受け止めるのが精いっぱいでした。

作品の中で出てくる、「行ってきます」「行ってらっしゃい」の声たち。
決して「お帰りなさい」ではないことにも涙が溢れました。


ただ、感じたことは、今生きている人すべてに向けた優しい映画だなということです。
このタイミングで観れて良かったです。


感情垂れ流しの投稿でしたが、
最後までお読みいただきありがとうございました。

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