中秋の名月、雁月をつくる
皆さん、雁月って知ってますか?
岩手や宮城で食べられる蒸しパンのようなお菓子。
素朴な見た目ですが、まんまるお月さまを背景に雁(鳥の種類です)の群が飛び立っているところを胡麻で表した情緒豊かなものなんです。素敵ですよね。
私は山形出身ですが、よく食べていました。
スーパーなんかだとラップに包まれて並んでるイメージ。
自分で作るようになったのは働き初めてから?
蒸しパンやマーラーカオなど、生地を蒸した類いのおやつが好きなので、思いっきりむしゃむしゃと食べたかった!
島に来てからも折りを見てはせっせとこさえてました。特に中秋の名月が近づいてくると、月にちなんで作りたくなります。
そんな私の雁月レシピ
材料(18cm型)
甘さ控えめ。お砂糖は10〜50gの間で増やしても大丈夫です。
卵 1個
黒糖 90g
キビ糖 10g
蜂蜜 大さじ1
油 大さじ1
味噌 小さじ1/2
牛乳 50cc
水 50cc
薄力粉 150g
重曹 12g
酢 大さじ3
黒ごま
※蒸し器を沸騰させて準備。
※こし器にクッキングペーパーをしいておく。
1 ボール卵をといて、黒糖とキビ糖を加え泡立て器でよく混ぜる。
2 味噌、牛乳、水、蜂蜜、油も加え混ぜる。
坊っちゃんにも材料入れるの手伝ってもらいました。
3 1に薄力粉と重曹を混ぜたものをふるいながら加え、泡立て器で混ぜる。
4 お酢を加え手早く混ぜ、クッキングペーパーをしいておいたこし器に流す。
※お酢と重曹の反応によって生地が膨らみます。酸っぱくはなりませんよ!
いつもこのこし器にクッキングペーパーをグチャッとして入れてます。より効率よく蒸せますよ。
5 上に胡麻をパラパラする
↑蒸す前です
6 中火で30分蒸す
ステンレスなどの蒸し器の場合は、蒸してる最中水滴が落ちるのを防ぐ為に、蓋にタオルや蒸し布など結んでおきます。
(ひのきせいろはそのままで大丈夫でした)
↓30分後
ぱんぱかぱーん!
めちゃめちゃふわもち。
高さもあります。
お砂糖を白に変えて白雁月にしたり、味噌じゃなく醤油でも美味しくできます。
今回は秘蔵の自家製麦味噌を。
私は味噌+黒糖が好きです。
ケーキのように切ってお茶タイム。
満月をバックに飛んでる雁。
いつか本物を見れたらいいな。