氷屋UKと初デートの思い出
夏はかき氷屋に変わるタコのまくら。
今年もはじまってます。
まだまだ梅雨の小豆島。
雨が降ったりやんだり、イマイチ、かき氷だー!という感じではないのですが、今年も楽しみにしてたのーと来てくれるお客さんを見ると嬉しい限り。
コロナの影響もあり、昨年から始まった氷屋営業。
今まではランチをやっていたのですが、二人で夏場(その他は焼き菓子やケーキなどのカフェ営業をしています)にできることを考えた時に思いついたのが氷屋でした。
そもそも氷愛がなかなかな私。
2月から氷を食べれる位です。
私の実家、山形の金山町には通称"UK"とよばれるかき氷屋さんがあります。
金山町民なら絶対に行ったことがある、内町という地区にある超ローカル氷屋さん。
内町(うちまち)の氷屋、略してUK。
なんでも訳しちゃう中高生。
ふわしゃりの氷に、いちごやレモンなど定番のシロップ。
そこに+200円(だったかな?)でソフトクリームが乗せられます。
シロップが1番下にあり、その上にてんこ盛りで氷があるので、手である程度ぎゅぎゅっと潰してから食しはじめるのが通例。
おばあちゃんが1人でやってられて、お盆の忙しい時期には家族みんなで手伝っているようでした。
金山町民、友達とは勿論、デートでもよく行きます。
私も高校の時の彼と初デートに行ったのがUKでした。
可愛らしいものを食べる女子がかわいい!と勝手に想像していた私は、普段全く食べないいちごのソフト乗せを注文。
ドキドキしながら食べたのを思い出します。
ついでに普段はおばあちゃん自家製の梅酢を使った梅酢のかき氷一択。
これがすっきりして絶妙においしい。
1日に2度梅酢を食べにいくこともありました。
タコのまくらにも手作りシロップのいちごと梅があります。これからもうちょっとしたら梅酢も出す予定。
自分で作るようになってからはいちごの氷のおいしさに気づき、おやつ時間に案外よく食べています。
島の高校生らしきカップルが来ると、高校時代のこと、地元の夏景色やかおりまでが削りながら浮かんでくるのでした。
昨年の坊っちゃん。いちごミルク一択です。