2022年福岡とお寿司とご飯~59歳の旅・1日目
お盆休み。
大学を出て、
働き出してからずっと
この期間は
仕事をしていた。
お盆休みに一斉に動く人の波に
巻き込まれたくなかった。
でも、今のお仕事は
お盆くらいしか
まとまった休みがとれそうにない。
お盆の季節に、
観光地みたいに
人の洪水がなくて、
街をふらふらして、
美味しいものを食べられるところ、
それは福岡。
私が日本で一番の美食の街と
思っているところに
まいりましょう。
今回は2泊3日。
夏休みとしては
短いが
まぁ、仕方ない。
初日、LCCで成田から福岡へ。
お盆の飛行機は高い。
LCC以外の選択肢はなし。
ホテルに荷物を預け
お昼ご飯。
天神中央公園の近くにあるビルの地下2階。
いつもの定食屋です。
10年くらい前から
福岡では
〇〇食堂、というのが
多発しております。
有名どころを
何件か行きましたが
この老舗定食屋を超えるお店はない、です。
平日・土曜日問わず、
お昼時は行列でございます。
魚の煮つけ・焼き、ごまさば、チキン南蛮、ナス味噌などなど
どれをとっても美味しい。
ふりかけも名物です。
※昔はかけ放題、だったのですが
今は違うのが残念。
お店のオバサマに
「内装変わったんですね」
と言ったら
「いろいろあったのよ」
とその“いろいろ”、をお聞きいたしました。
こんな繁盛店でも
コロナで大変なのです。
今回は鯖の煮つけにチキン南蛮のハーフ。
ビールもいただきます。
煮つけの「汁」が美味しいのです。
味の入り方が
お酒にもご飯にもあいます。
チキン南蛮は
しっとり系です。
60歳近くなると
このボリュームは
厳しくなってきました。
晩御飯までに
しっかり消化をしないといけません。
暑いけど、西鉄天神駅まで歩きます。
そこから向かうのは
九州国立博物館。
今回のお目当ては
「琉球展」。
東京国立博物館で見逃したので
いい機会です。
西鉄で大宰府まで行き、
天満宮に行かず、
博物館へ。
東京国立博物館や京都国立博物館のように
博物館自体が歴史的遺産、ではないですが、
現代建築として
面白いな、といつも感じています。
「琉球展」をしっかり見て、
ミュージアムショップへ。
トートバッグをお買い上げ。
博物館は歩くので
腹ごなしにも最適です。
博物館にいると
時間がたつのが早い。
あっというまに
夜の予約の時間です。
夜はいつものお寿司屋さん。
このお店の大将は
修業時代から知っているのだが、
独立して、
今は予約の取れないお店になっている。
福岡でお寿司はこのお店以外で
食べることはないだろうなぁ。
私にとって
博多=この寿司屋、と言い切ってもいい。
以前は誰かを連れていったりもしていたが、
今はひとりで食べたい。
誰かと話しながらだと、
食べることに集中できないのが、
嫌だ、と思ってしまう。
握り、つまみ、の全てに対して
味覚を集中させていたい。
お寿司のコメントはしません。
料理をコトバに置き換えるのが
あまり好きではないので
お許しください。
二軒目はまたまたいつものバー。
ここのマスターも長いお付き合い。
中洲のど真ん中に
店をかまえている。
ワインのお店も経営している
凄腕でございます。
このバーで
最初に頼むのは
「デザートっぽいカクテル」
カクテルの名前やら、
ウィスキーがどうした、こーした、
ジンだラムだ、なんだかんだ、
全く覚えられない。
だから、いつも
「~ぽい」の頂戴、です。
すみません。
バーにいるのは
20時30分~22時の間と決めている。
22時を過ぎると
酔った複数客が増えるし、
0時を過ぎると
アフターのお客が増える。
おっさん一人は
酔う前に帰る。
55歳までは
ここから朝まで
カラオケスナック、に行っていたのよね。
もう無理なので
ホテルで就寝。
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