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マガジン

  • ネパール・インド旅 2024.03

    学生生活最後の春休み ネパール・インド二週間の旅

  • WWOOF France

    2022.06-08 フランスの田舎を転々と過ごした三か月の泥まみれ記録

  • バルト旅

    2020.2.17-2.28 リトアニア→ラトヴィア→エストニア→フィンランド

最近の記事

ネパール Ⅱ ポカラ

3/6  ホテルをぎりぎりにチェックアウト。クレジットカードが不具合で使えず、現金が一気に無くなる(旅において侮れない事態)。2泊で1700ルピー(約1900円)。 6:40頃 長距離バスの発着場所に到着。目的地も運行会社も様々なバスが10台ほど停まっている。近くの屋台でチャイとセルロティ(揚げドーナツ)を買う。熱すぎて毎度口の中火傷。ロティは冷蔵庫から出したものを焼き直してくれて、外カリッと熱々で美味しい。チャイとロティ合わせて50ルピー。 7:00 意外にもほぼ定刻

    • ネパール Ⅰ

      3月4日 成田T1 ビーマンバングラデシュ航空。緑と赤のロゴが気に入って選んだ。 搭乗の列に並ぶと、サフランライスや味付けしたバスマティ米を思わせる独特の匂い、馴染みの無い顔立ちや聞こえてくる言葉が、旅の始まりの高揚感を加速させる。 フライト時間は6時間14分。ダッカで乗り継ぐ。 機内食の味は普通。鶏肉の煮込み餡かけは美味しかったが、サラダとケーキとパンは水分が無くパサパサ。コーヒーは薄くて不味かった。 隣の席に座った2人がとてもフレンドリーで、ほとんど寝ず映画も観

      • WWOOF 6 chez Lafont Ⅱ

        87830 les Billanges, Limoges, Haute-Viene  約3か月のWWOOF生活の締めとして、一番居心地がよくて気に入ったこの農家(chez Lafont)をもう一度訪れることにした。 8/15  夕方Ambazacに到着。Jean-matが迎えにきてくれた。 やっぱり話してるときの楽しさ、変な緊張感の無さが心地よい。貧しい語彙の中からひねり出してぽつりぽつりと話す私の言葉をじっくり聞いてくれるし、彼自身の考え方や話し方、話す話題が好き。 農

        • WWOOF 5 la ferme en paille

          46500 Gramat, Lot, Occitaine 7/29  Blablacarの人から渋滞で1時間以上遅れると連絡が来て、電車で行くことにした。Neleが電話やチャットのやりとりを手伝ってくれたおかげでblablacarの分は全額返金してもらえた。 Brive駅で予定の電車に乗り換えようとするも、なぜか満員で乗れない。代わりのバスが来ると言われるが、中々来ないし何時に着くのか誰も分からないという放置ぶり。野菜チップスをつまみながら待つこと1時間以上、やっとバスが

        ネパール Ⅱ ポカラ

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        • ネパール・インド旅 2024.03
          2本
        • WWOOF France
          6本
        • バルト旅
          7本

        記事

          WWOOF 4 chez Lafont

          87340 les Billanges, Limoges, Haute-Vienne 7/25  Blablacarで前回と同じく中南部にあるLimogesという町へ。  農家で経営のサポートとWWOOferの受け入れを担当しているLucileがLimoges Bénédictin駅まで迎えに来てくれた。車の中でお互いのこれまでの人生、趣味、やりたいことについて色々話す。高校卒業後哲学を2年、舞台芸術を2年勉強し哲学で修士を出たそう。(フランス(に限らないのかもしれない)、

          WWOOF 4 chez Lafont

          WWOOF 3 chez Michel

          15240 Vebret, Cantal, Auvergne-Rhône-Alpes *常に日記は書き続けていたが、この農家ではあまり良い思い出が無いのでnoteに残すか迷った。ただ無駄な経験ではなかったと思うので記録として書いておくことにする。 ※ほとんど愚痴 7/15   新しくて綺麗なバスで最寄りの駅Bort les orgues へ。23:20に着いてすぐ、車から降りてきた若い人がいたので名前を言ったらそうそうという感じですぐ乗せてくれた。が車中には他に若い人が2

          WWOOF 3 chez Michel

          WWOOF 2 La Grée Suzanne

          35620 Ercré-en-Lamée, l'Ille et Vilaine, Bretagne 6/21 火  blablabusで5時間かけてレンヌに到着(11:30-16:20)。 駅でStephaneと待ち合わせ。地図をくれて1時間ほど街を巡る。空腹で倒れそうだったのでブルターニュ名物のgalette saucisse とkouign amann(クイニーアマン)を食べる。胡椒が強めに効いたソーセージが美味しい。クイニーアマンはひたすら甘いけど良し。その後一旦アパ

          WWOOF 2 La Grée Suzanne

          WWOOF1 chez Boris

          66230 Prats de mollo La Preste, Pyrénées-Orientales 5/26 金  朝、4か月過ごした寮を出る。狭いし共用のキッチンはお粗末でほとんど使わなかったが、人生初の一人暮らし生活はなかなか楽しかった。思い出の空間。  格安flix busでwwoof一軒目の農家があるPerpignanに向かう。ピレネー山脈沿いでスペインとの国境すぐの街。バス乗り継ぎのためリヨンで数時間待つ間、大聖堂を見たりフランボワーズのジェラートを食べたり。

          WWOOF1 chez Boris

          熱と静寂 モロッコ一人旅

          6/13  空港への電車が30分近く遅れ、荷物預けの締め切り時間にぎり間に合わず飛行機を逃す。搭乗時間前には着いていたのに。便を変更するための窓口で40分近く待たされ、差額は116€。なぜかクレカが使えずありったけの現金をかき集めて支払った。幸いcafのお金がフランスの口座に入っていたので現金を引き出すことができた(300€)  普通のサンドイッチが高いので何年振りかのマックで小さいタコス(2€)を食べ、そのあと自販機でワッフル1€。糖分が体に染み渡ってすごく美味しく感じた。

          熱と静寂 モロッコ一人旅

          バルト旅 ―フィンランド

          2月24日 夜、飛行機でヘルシンキに到着。 ホテルについているサウナに行ったら偶然日本人女性二人組がいて色々お話しした。北欧諸国を回っていて、この後はデンマークに行くそう。 市民プールか温泉についているサウナしか入ったことがなかったから、こんなに気持ちが良いんだと感動した。次は地元の人が普段から行くような街のサウナに行きたい。 2月25日 タリンのホテルの朝ごはんがいまいちだった分期待が大きくなっていた朝食。パンもチーズも野菜も種類が色々あって嬉しい。じゃがいもを包んだ

          バルト旅 ―フィンランド

          バルト旅 ―エストニア

          2月22日 エストニアの首都タリンに到着した時の天気は地獄だった。2月の極寒に加え大雨強風、霙も降っていて、とても地図を広げながら道を探せる状況ではなかった。窓からオレンジ色の灯りがもれる建物に吸い込まれるように入ると、中に漂う美味しい匂いに身体の力が一気に抜けた。 ひよこ豆のキーマカレーとキッシュ、ボルシチ。すべて感動の美味しさだったが特にこのボルシチ、この滞在で3回同じお店で食べた。冷え切った身体に染みわたる玉ねぎと野菜の出汁、すりおろしたにんにくと葱の強い香りとさっ

          バルト旅 ―エストニア

          バルト旅 ―ラトヴィア②

          2月21日  ラトヴィア2日目。旅で一番と言っても過言ではないほど楽しみにしている、ホテルの朝食を食べに食堂へ。もちろんオープン時間に一番乗り。 フランスに行った時のホテルでも同様に不思議だったのだが、他の宿泊客で朝食を楽しみそうにしている人があまりいない。それで足りるの?というくらい、コーヒー一杯にパンとオレンジひとつをぱぱっと食べてさっさと帰るような人が多い。ホテルの朝食を、旅という非日常を楽しむ重要な場のひとつと考えるこちらからすると、随分あっさりと小慣れた感じでむ

          バルト旅 ―ラトヴィア②

          バルト旅 ―ラトヴィア①

          2月20日  ラトヴィア1日目。高速バスに揺られること約4時間、首都のリガに到着。車窓からの眺めを楽しみたかったが、ほとんどの時間を睡眠で潰してしまった。いつでもどこでも寝られる体質は時に徒となる。 バスに乗る前に駅で買ったkibinaiとコーヒー。 バスはびっくりするほど空いていて、私たちの他に1組か2組しか乗っていなかった気がする。 目を閉じるたびに眠れるので、寝て起きたら到着していた。ヴィリニュスとあまり変わらない、色でいうとグレーな街にどこか安心する。曇ってい

          バルト旅 ―ラトヴィア①

          バルト旅 ―リトアニア②

          2月19日  ヴィリニュス2日目。今日もたらふく朝ごはんを食べてから街歩きへ。基本的に嫌いな食べ物がないので、興味がないもの以外を順番に皿に盛っていると気付けばほぼ全種類になっている。美味しいものはいくらでも入る胃をしているので、とりすぎて残す心配は皆無。欲張りはやめたいけど、旅先は例外だ。旅先で食べない・買わない・行かない後悔はしたくない。  町のあちこちで目にするのが、リトアニアの国旗の三色。黄緑赤という、洗練されていなくてどこか土くさい印象を持つ配色が、伝統を大切に

          バルト旅 ―リトアニア②

          人間

          新聞で「人間以下の生活」というフレーズを見て色々思ったので、とりあえずここに発散する。 「人間以下の生活」の前提となる「人間以下のもの」は人間以外の動物であり、彼らの生活が人間のそれに比べて劣っているという前提で使われる。お風呂に入らない、洋服を着ない、食べる物を調理しない、その辺で寝る。 当たり前だけど、これらを「劣っている」「人間以下」と捉えるのは人間だけで、その生活をする動物にとっては普通の生き方だ。 人間は自然を利用して生きている。「人間的な生活」をするには資源や

          バルト旅 ―リトアニア①

          2月17日   早朝 家を出る。 乗る予定の成田エクスプレスが目の前で非常停止、一時運休@国分寺駅。なんでだっけ?とにかく焦った。相当の余裕を持って家を出たから便に間に合わない!というほどではなかったけど、ぎりぎりになる可能性はあったし、いつ運転再開するか分からない。冷や汗をかいていたら代わりの車両がやってきて、それに乗って何とか空港にたどり着けた。ふぅ、初っ端からやめてくれ。  飛行機はFinnair。客室乗務員の制服がとても素敵だった。シックな濃紺で袖には真っ白いライ

          バルト旅 ―リトアニア①