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VRをやっている人間からすると、[レディ・プレイヤー1]の最後がどうも腑に落ちない
金曜ロードショーにて放送頂けたの「レディ・プレイヤー1」。
70,80年代のデジタル文化を生み出した
アメリカ、ジャパニーズカルチャーのリスペクト。
ゲームー好きには堪らないゲームのようにギリギリクリアーできる、
徐々にステージクリアが上がっていくストーリー展開。
そして、
オアシスの創設者ハリーを通したゲームクリエイターへのリスペクト。
最高でした。
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が、最後のオチがどうしても脚本がいじられたとしか思えない・・・
一般大衆向けのストーリーデザインが重視され、どうもオタク臭がしない。
胡散臭いと思うのは、わたしだけ?
それとも制作されたのが2018年だから?
時間がなく、収まらなかったから?
とにかく、最後リアルの世界で
「主人公が女と結ばれる」
「仲間と株を分け合い経営者になる」のは、
主人公のキャラクターが
わたし(ゲーマー、テクノロジー、カルチャー好き)から離れていってしまうようで、寂しかったな。
デジタル空間でリアル以上のことをする楽しさはあるし、
リアルの世界でデジタル空間以上のことをする楽しさもある。
比べるのが何か変。リアルとデジタル(仮想空間)はフラットの関係性。
リアルが上でデジタルが下というヒエラルキーの関係性ではない。
だし、技術が追いつかなくて、等価でなかったとしても
最後、主人公はリアルと比べられないくらい
別次元の世界を作れる権力を持つのに。
そして、なぜ、そこで株(金)を分け合うんだ??
資本主義世界にあっさりと戻ってしまう。
「レディ・プレイヤー2」への布石だったのかな?
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と思いながら、VR制作、マンガ制作 励みます。
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