アイドル短歌25のお題
昨年秋ごろにはじめてアイドル短歌というものを知り、たくさんのアイドル達を想う短歌に触れていたらいつの間にか詠む側にも足を踏み入れてしまいました。
短歌について何か学んでいたわけでも、ずっと触れてきたわけでもないですが自分の思うままに、自分の人生を彩ってくれるアイドル達への想いをマイペースに綴れたらなあ、と思います。
今回は素敵なお題をお借りしました。鷹野さんありがとうございます!
北斗くん・SixTONESを思い浮かべて詠みました。
初めてCDを買った日や、初めてアカウントを作った日はわかっても初めて「自担」って呼んだ日は覚えてないな、とふと思って。
会場内のライトが落ちて、暗くなったはずなのに私たちの持つペンライトの明かりだとかステージや照明でさっきよりもうんと明るく見えるのがなんだか魔法みたいだな、と思いませんか?
私は北斗くんの目が大好きで、特にライブの時に照明と目の水分が混ざり合ってきらきら(時にはぎらぎら)輝いてる目が大好きなんですよね。
北斗くんの名前の由来になった北斗七星みたいに、暗闇の中でもきら、と目を惹く北斗くんの瞳に射貫かれてしまった結果がいまのわたしです。
ちなみにふなぼしというのは北斗七星の別名で、島根、広島、大分、沖縄辺りで呼ばれているらしいです。
アイドルはよく、いろいろな媒体で花と一緒に写されます。
オタクは皆〇〇言葉が大好きなので(主語がでかい)、私もよく隣に添えられている花の言葉を調べて勝手に悶絶していたりしますがほとんどはオタク(私)の考えすぎで、意味なんて込められていないよね、という短歌です。
椿の花言葉でいちばん好きなのは「誇り」です。
ファンレターを出す勇気のない私は代わりにネットの海に日々愛を漂わせていますが、北斗くんが根っからのネット民ゆえに送信ボタンを押すたびに「どうか届きませんように」と願いを込めています。
私の記憶が正しければ北斗くんの声が鮮烈だという話は新海誠監督発だったと思うのですが、それからラジオでも「どうやら北斗の声が鮮烈らしい」という話になったりミキサー松本君と対決になったり(?)しておりすっかり「松村北斗=鮮烈」という方程式が出来上がっているなあ、と勝手に感じています。
鮮やかではっきりとしているさま。私が北斗くんが好きだというのもありますが、北斗くんの声ってとても見つけやすい声だなと思うんですよね。深くて、綺麗で、のびやかな北斗くんの声にぴったりな言葉だなと思います。
にんげんのきみをかみさまだって縋ってたくさんの願いを託してしまってごめんなさい。
「君」という役者の「人生」という演目を観劇しているわたしたち
北斗くんの人生初現場は入所前、お母さんとふたりで行ったNEWSのコンサート。
少年北斗くんの、これでもかと目を輝かせて一瞬一瞬を見逃すまいと楽しんでいる姿が勝手に目に浮かびます。その輝きはきっとまだ北斗くんの中にあって、だいじなとこに丁寧に仕舞われているんだろうな。
上の短歌の続きのようなものです。
北斗くんがあの時みたキラキラを、こんどは北斗くんがじぶんのキラキラにすこし混ぜて私におすそ分けしてくれているのかなあと。
SixTONESの中で唯一、ノーマルルートで入所した北斗くん。
三回応募して、三回目も不合格になりかけていたところをたまたまスタッフさんに拾い上げられて書類通過したものの、オーディションに向かう道中で「もしかしたら今日、ずっと追いかけてきた夢が終わってしまうかもしれない」と不安になり涙してしまった北斗くん。
連絡が来なかった二回も、「郵便屋さんがきっとどこかで落としてしまって、事務所まで届いていないんだろうな」と諦めないでいてくれてありがとう。おかげで今わたしは北斗くんに出会えて、人生が楽しいです。
辛いものと、喉が焼けるほど濃厚なチョコケーキがすきな北斗くん
私は超濃厚チョコケーキより七味ご飯のほうが好き。
嫌なこと、苦しいことなんて知らないでいてほしい。オタクのエゴです。
たまに、北斗くんの幸せを願ってどうしようもなく眠れない夜があります。
どうか幸せであってほしい。
インタビューを読んだりすると北斗くんの中身を少しだけ覗くことができた気になります。その度に、尊敬と崇拝を重ねてしまいます。
足の指へキスする意味は調べてみてください
2017年頃の北斗くんがよくしていた跳ね上げアイラインの短歌。
私もあの頃の北斗くんみたいに、真っ黒のアイラインを跳ね上げるのがすきです
北斗くんの書く字の中で一番好きなのが「松村北斗」です。これは北斗くん自身も随所で言っていて、自分の名前の字が好きだってとってもいいな、と見るたびに思います。
「北」の5画目が元気に跳ねていればいるだけニコニコしてしまうオタクです。
北斗くんはステージに上がるとき、たくさんのアクセサリーを付けていますが両の薬指にだけは指輪を付けない北斗くんがだいすきです。
そんな北斗くんが薬指を埋めた「Rough”xxxxxx”」、指輪ではなくツアーグッズの絆創膏を巻いていたのがなんだか北斗くんらしいなと感じてすきです。
ステージ上で踊っていたり駆け回っていたりするアイドルが息が切れるのは当たり前ですが、それを見ている私まで高揚して息が切れてしまうのはどうにかならないものか、と毎回思います。私だけでしょうか。
今年のツアー(VVS)でみんなが「来年は北海道に行きたいね!」と言うのを聞きながら飛行機代やホテル代を調べて必死に電卓を叩くオタク(私)
真っ白な灯りがあるから黒が目立つ。
北斗くんの色がちゃんと北斗くんの目に映るよう、わたしは一番明るい白をいつも掲げています。
ライブ終盤、特にアンコールが始まってしまうと「帰りたくない 終わってほしくない」と少し泣きそうになってしまうから、たくさん息を吸って空気をお持ち帰りしようと毎度試みます。
黒のウエディングドレスは「あなた以外に染まりません」という意味があるようで。
普段から黒を纏う事が多かった私はもうとっくに北斗くん以外には染まれない運命なのかもしれない、と思っておきます。
永遠なんてないことはわかっているし、永遠だと勝手に思っていたものが崩れていくのを目撃したこともありますがそんなこと考えないで、最後なんて見ないふりをして君がくれるしあわせを受け取っていたい。
ステージの上と下、どうやっても手の届かないこの距離でならあなたに愛を直接伝えることを許されるでしょうか。
以上、25首でした
詠むのも、書くのもたのしかったです!
読んでいただきありがとうございました。