柴田聡子という郷愁
日記
柴田聡子というアーティストがいる。
日本にいた時に仲の良い友人と追いかけていた。ライブに行ったりその前後に飲みに行ったり楽しい仲間だった。わたしも入れて3人なのだけど、なぜか全員魚座で(年齢は違う)、自分たちを「魚座組」と呼び、誕生会を企画して柴田さんを呼んだりしていた。今はもうそんな力技は効かないだろう。
なぜかタイの気候には彼女の歌は合わない気がして(これは絶対なんだけど、聞く音楽の傾向と暮らしている場所の空気は絶対に相対的になっている)こっちに来てからはあまり聞いていなかったんだけど、なんとなく今日はごはんの準備をするときに聞いてみた。(おそらくもうそれが『もうすぐ帰れる』という気持ちの現れ)
あーーーーーーーーー。
出るわ出るわ。胸の痛みが。
日本も恋しいし「魚座組」の残りのふたりも恋しい。ついでにその周りの友達も恋しい。多分本能的にこれを避けていたんだろうな、と思うほどの郷愁。
まじでこれはるきさん読んでもあきらめつかない。
彼女のことをひとことで表すとすれば「バランスの人」で、どうしたって一生わからないところがある、という才能。歌詞もメロディーも自分の凹にぴったりときてこわいくらい。
と思うのはわたしだけで魚座組の他のメンバーはまた違う感想があるみたい。
帰ったらまた3人でライブに行ってやいのやいのしたい。
会いたい。