壁の話はコントにもならん! 今日、プチ革命が起きる可能性を見過ごしている。
少数与党が窮地に立たされている。これ当たり前の現象。
国政選挙で少数与党になったのであれば、政権の座は明け渡さなければならない。方向性の違う政党がぶつかり、与党は明らかに負けたのだから。
同じ方向を向いて競ったのなら、何メータ差での勝ち負けを評価する事はできるが、今回は綱引きで左右に分かれ勝敗がついたのだ。
競争を終わって勝った方の一部が、負けた側に力を貸しますよってことは、もともと大した闘争意思はなかったのだ。今、政権に擦り寄っている(国・民)と(維新)は自分たちの本来ならば(勝利)である成果を、単なる自党のアピールにしか重きを置いていない。
本当に「国民の手取りを増やす」や「若者の負担を減らす」政策を実現したいのならば、野党の大同団結でいとも簡単に目的を達することができる課題であろう。
与党に十万円だせ二十万円だせなどと数字の積み上げをせがむのは、労働組合が雇用者側に賃上げを求めていく程度の行動で、雇用者側の支払い能力の範囲での交渉に他ならない。
この度の野党の勝利は方向性の違う体制が勝利したもので、謂わば革命が起きた事なんだ。とは云え、言ってみればプチプチ革命でしかないのだが。
前記二党にその気はなかったと言うなら、国民を欺いたとしか言えない。
只、意識不明の人が予期しない行動から生まれたこの現象でも、国家形態を根本から覆す要素を含んでいる。
下層所得を引き上げるには、その分の財源を提示しなければならない。
一つは国策として国の富を生み出すこと。これは日本の国力、技術力に期待できるであろう。本来、国はここに最大の力を注がなければならない。
国が生み出した富を育てる一方、富の流失にも注意が肝要です。あっちこっちに水漏れがありませんか。ポンコツ兵器に浪費したり、グローバル資本に巻き上げれれたり。ヤクザにカツアゲされてる様な。(知らんけど)
一つは下を増やせば上を削る、簡単な足し算である。これはまさに国の体制(有り様)の変革を求めるもので、革命なのです。規模の大小は問わずである。再度触れるが今回の選挙の成果である。何を言ってるかは与党はわかっているのね。だから、つまらん矛先を変えた理屈を捏ねているのだ。プチでも革命は避けたいのだ。
野党の諸君。
プチでも良い。ここで日和るな。戦いにはハッキリとした明日を提示してこそ明かりが見えてくるものだ。今、夜明け前だ。陽が上がり始める明るさは神々しく見える。明日に期待する。