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漁港の最適なお土産がわからない

魚介類が好きなので、旅行に行くと漁港に行くことが多いです。(韻を踏んでしまった)

漁港に行くと海鮮丼が食べられたり、異常なほど美味い味噌汁が飲めたりするので、食事に関しては困ることがありません。しかし、魚市場のメインコンテンツは飲食店ではなく、魚屋さんであることが多いです。そのため、観光の行き先として漁港を選んだ場合、食べて帰るだけということに名残惜しさを感じてしまい、何かお土産が欲しくなります。そんなときに、我々は何を買って帰るのが正解なのでしょうか?

問題を難しくするため、以下の想定を置きます。
・一人暮らしをしている
・鉄道で来ている
・旅行は一週間程度の長さで、この日は2日目

鉄道で来ているという条件から、クーラーボックスを持っていくことは困難です。自家用車を持っていれば、魚介類をしこたま買ってクーラーボックスを車に積んで帰るというパワープレイができますが、この条件ではそれができません。クール便で配送をすることも難しいです。受け取る人が家にはいないからです。一人暮らしという想定をやめたとしても、家に急に巨大なクーラーボックスが届くというのは迷惑です。そもそも、発送するくらいなら通販でいいのでは?という疑問もあります。

というわけで、わたしの場合は、お味噌汁やお茶漬けの素などを買うことでこの問題をクリアしています。ですが、果たしてこれが最適解なのか?他の人はどうしているのだろう?というのが気になっています。みそ汁の素などはスーパーなどにでも売っているので、わざわざ漁港に行かなくても手に入ります。漁港ならではのもので、長時間の持ち歩きに耐えうるもの……そういうものはなかなかないように思うのです。もちろん、これはあくまでスーパーマーケットの仕入れ力や、みそ汁の素の生産者の食品保存技術がすごいから実現できていることで、言い換えれば「わざわざ漁港まで行かなくてもいいものが手に入る」ということです。なので何も悪いことはないのですが、漁港という価値を100%で享受できていないな〜ということに対する勿体無さをつい感じてしまうのです。

そうは言ってもやっぱり漁港で購入するみそ汁の素やお茶漬けの素などはうまいことこの上ないです。というわけで最後に、わたしが漁港で買ったものの中で一番美味かったものを紹介して終わりにします。女川で買った(石巻の)あごだしの素です。これはガチでした。

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