いつも背伸びして生きていた昔の自分へ。
はい、こんにちはジャンです。
最近、両親とゴルフに行く機会がよくあります。
その度に、父親が「息子と一緒にやるゴルフはほんと楽しいな〜」と呟いてます(笑)
恥ずかしい気持ちもありますけど、最近は嬉しそうな両親を見てホッコリしているので、自分も嬉しいのが本音です。
当面の目標は「父親にスコアで勝つ」なので、達成できたらNoteですぐ報告したいと思います!
さて、今日のお話は「昔の自分」を助けるつもりで書こうと思いました。
きっかけとしては、最近母親と思い出話をしている時に言われた一言です。
「昔のあんたは神経質で、今みたいに気軽に喋れる雰囲気じゃなかったよ」
「え?そうなの?」
これが僕の率直な感想でした。それぐらい自分では分からなかったのです。
それから、「昔の自分」と「今の自分」がどう変わったのかということを考えてみました。
今日はその中で感じたことや気付きを話したいと思います。
・「昔の自分」とは・・・?
・「昔の自分」から今の自分へどう変わったのか?
・まとめ
母親の印象と当時の自分が考えていたことを交えて、「昔の自分」を一言でいうと「無理して背伸びしている奴」でした。
昔の僕は、「周りから”できない人”とは思われたくない」という思いが強かったんです。これは、仕事もしかり、プライベートで関わる友達や家族の前でもそうでした。
その為、「何でもできる人」を自分の中で無理して作っていたんだと思います。
そのかいもあってか、周りからも自分が望んでいた「何でもできる人」って印象を持たれていました。
当時の僕は、「”できる人”って思われてる俺ってスゲー」みたいな感じだったので、今考えてみると結構痛い人ですね(笑)
「できる人」って、周りからの評価も高いため頼られたり期待されることも多いんです。
頼られることが多いと「自分は必要とされている存在」って思えてくるんですよね。
そういう気持ちもあって、当時は自分の存在意義みたいなのが持てて充実した日々を送っていました。
ただそれは、最初だけでした。
周りから「できる人」と思われる生活をしていると、いつの間にか自分の中で「どんな時も気を抜けない」というプレッシャーが大きくなっていったんです。
何をするにしても
「失敗できない」
「ちゃんとやる」
こんな考えばかりが頭に浮かぶようになり、しまいには「失敗するぐらいなら、リスクがあることはなるべくやらない方がいい」という考えまでするようになっていたんです。
今考えると、変な思考になっているなと思うんですが、あの頃はその考えが最善と考えていたんです。
できる人=頼られる=周りに必要とされている=存在意義
この考えが崩れるのが怖かったんだろうなと思います。
もし崩れると
できない人=頼られない=誰からも必要とされない=存在意味がない
そんな現実が起きると思っていたんです。
まあ、その時の考えを字にしてみると結構怖いですけどね(笑)
当時は「背伸びしている自分」を保つために、神経とがらせて生活していたんだなと思いますね。
母の一言をきっかけに、過去を振り返りしっかり自分自身と会話したことで、また色々と気付くことができたんです。
「ちなみに今のジャンはどうなんだ?」
と思った方もいるかもしれません。
今の自分・・・
「昔の自分」と比べたら、だいぶ背伸びはしなくなりましたよ。
昔なら常に120%で毎日を過ごしていたんですけど、今は常に80%ぐらいですね。
だから、精神的もかなり安定してきていますし、何よりも周りの人に対して優しくなったように感じています。
あくまで自称ですけど(笑)
じゃあここからは、どのようにして僕が変われたかという話をしたいと思います。
僕が変われたきっかけは、20代に経験した仕事のおかげです。
仕事の”おかげ”というと、職場に恵まれているように聞こえるかも知れませんが、そういうことではありません。
反対に、とてもキツイ職場でした。
この職場の話は、他の記事でも書いているのでここでは省略しますが、本当に毎日きつかったんです。
業務内容ではなく、業務終了後に毎日ある接待飲みと、人間不信になってしまうぐらいの人間関係でした。
その職場で、常に120%のパフォーマンスを維持しようとしていたため、ある日突然「自分」が壊れてしまい、心療内科に通ううことになりました。
もちろん仕事は退職です。
それからは、通院しながら毎日自分自身と向き合う日々が続きました。
「なぜこうなってしまったのか?」
「どこが悪かったのか?」
「どうしたら良かったのか?」
「自分は何がしたいのか?」
頭に浮かぶ考え達を、紙に書き殴り、思考や感情を吐き出すことばかりしていました。
そんな日々の中で、「仕事とは何のためにするのか?」という疑問が僕の中で強く意識されました。
これまで自分は、「生活をするために働く」という考えがしっかりと植え付けられていたので、社畜のように働くことになんら疑問は感じませんでした。
それどころか、友人や後輩などにも「仕事は生活のためにするもんだから」力説するぐらいでした。
しかし、「自分」が壊れてしまってからは、その考えに違和感を覚えていたんです。
「生活のために働く」
「そもそも生活とは?」
「生きるとは?」
そんな考えが頭の中でいっぱいでした。
来る日も来る日も自分と向き合いました。
「いつから働くの?」
と家族にプレッシャーをかけられながらも。
僕は、約8ヶ月仕事せずに悩み続けました。
そしてたどり着いたのは、「仕事とは遊ぶためにするもの」という考えでした。
ここで言う遊ぶとは、”人生そのものを遊ぶ”ということ。
毎日を楽しい人生にするためには、一日で一番長い時間を使っている仕事も楽しくないとダメだと思ったんです。
その考えに至ってからは、すぐに就職活動に取り組むこともでき、その当月には転職することもできました。
ただ、僕がそういう風に変われたのは、自分自身と向き合う時間があったからなんです。
「ニートなんだから時間あるだろ」
と思うかもしれませんが、時間があったからと言って、自分と向き合う時間に使うかどうかわ分からないですよね。
大事なのは、時間があることじゃないんです。
自分と本気で向き合うかどうかなんです。
僕の経験上、本気で向き合った人には、必ず”気付きや変化”が訪れると思ってます。
だからこそ、こんなにも熱く何度も伝えているんです!
うざかったらすいません(笑)
長くなりましたが、僕が今日「昔の自分」に伝えたかったことは
「背伸びしてもどうせ足がつるだけだから、80%でやれ」
です。
そして、
「日々の生活の中に、”自分自身”と向き合う時間を作り、本気で向き合う」
ことに挑戦してほしいんです。
そうすることで、「自分」を壊さずに生きられるようになるので。
「昔の自分」へ。
お前ならきっと大丈夫!乗り越えられると信じているから。
「今の自分」である【サンカイル】のジャンより!