完全オレ流障害観29「配慮事項の見出だし方」
発達障害者が障害者雇用で(基本的にオレ自身のことを言ってます)安定して働いていくために必要なことの1つとして、自分の配慮事項を上司など職場の人に伝えることは重要と思っている。
よって今回こういうテーマにした。
例えば身体障害の方ならば、車椅子に乗っていらっしゃるから自分がどいて道を開けよう、視覚障害の方が近くにいるならば点字ブロックはよけて通行しようなどの配慮を自然とできる。
しかし発達障害の人に対しては、一見何に配慮したら良いかがわかりにくい方もいらっしゃる。
だからこそ配慮事項を自分から伝えていける発信力が必要となると考える。
今回はあくまでもオレ流の配慮事項の見出だし方をまとめてみる。
大きく手順は3つある。
1、自己分析をする
2、苦手なことを整理する
(状況、物事、人、時間など)
3、それに対してどうしてほしいかを考える
こんな感じ。
例を2つほど挙げてみる。
◯例1
・状況→騒音がする、賑やかな場所、人が多い
・物事→データ入力の業務中、入力ミスをしてしまう
・どうしてほしいか
→ミスをして迷惑をかけたくないので正確に入力をしたい
・もっと具体的には
→「周囲の状況が賑やかなときは静かな場所で仕事をさせてほしい、それが難しければイヤーマフをつけることを許可して頂きたい」
という感じになってくる。
◯例2
・状況→体調がイマイチ(頭痛がいつもより強い)
・物事→業務量や至急の対応が多い
・どうしてほしいか
→業務に追われたくない気分である
・もっと具体的には
→「今現在強めの頭痛がしている。頭痛薬を服薬して対処はするが、業務を正確に対応したいため、作業ペースを少し落とすことをご理解頂きたい」
等々。
なかなか業務の特質上難しいこともあるかもしれないが、おおよそこんな感じで配慮事項を紙などにまとめておけば、スムーズに伝えられやすいとオレは考えている。
体調が悪いときは仕方ないこともあるし、仕事というのは基本的にミスが許されないからこそ、ミスをしないためにある程度の配慮をして頂くことは重要となる。
それが重要だからこそ、配慮事項を自分から発信できたら吉だと言える。
オレ自身もこのフォーマットを用いながら、今後も心掛けていきたいのでまとめておく。
では本日は以上です。