【Glog】ニンダイの感想。任天堂次世代機はもしかして…
▼ニンダイの正直な感想
ニンテンドーダイレクトはゲームを愛する人達のご褒美のような存在だ。
ニンダイが発表されるだけで「あのソフトはでるのか?」「こんなリメイクがでるんじゃないか?」と任天堂ユーザーはソワソワしだす。
このソワソワ期間が実に楽しく、ニンダイの発表予想を考えたり見たりするだけで幸せな気持ちになる。
ゲームを通して、たくさんの人に幸せを届けてくれる任天堂に感謝だ。
さて、そんなニンテンドーダイレクトだが、今回は2023年9月14日に配信された内容について正直な感想を述べていく。
まず、今回のニンダイは「ライトユーザーには肩透かしな内容」だったと感じた。
というのも、リメイク作やSFC時代に黄金期だった作品の新作、既に前回のニンダイで発表済みの作品の続報が多く、ゼルダやカービィなどといったライトユーザーに分かりやすい新作が無かった。簡単に言うと、新たなSwitchユーザーを獲得するような要素が少ないと感じたということだ。
しかし、それは悪いことではない。
そもそも発表の数自体は多く、ニンテンドーマニアやゲーマーは嬉しい発表も多かったはずだ。
リメイクが多いということは、そのシリーズ作品が好きなファンは嬉しいし、そのリメイクをきっかけにシリーズを始めるプレイヤーもいるだろう。
また、これは予想の域を出ない話で恐縮なのだが、リメイク作の増加や有名タイトルの新作が発表されなくなってきたということは、Switchから次世代機へと繋がる予兆であるとも言えるのだ。
さて、ここからは個人的に嬉しかったり興味をもった作品について話していきたいと思う。
▼スプラトゥーン3のDLC『サイドオーダー』
スプラトゥーン3はストーリーモードをプレイしていないので、このDLCをプレイする前にストーリーモードをクリアしておく必要がありそうだが、実のところを言うと、本DLCは正直購入する気はあまりなかった。
というのも、スプラトゥーンは対人コンテンツをメインに遊んでいたので、ストーリーにそこまで興味を示していなかったのだ。
しかし、今回のトレーラーを観て、本作はかなり面白そうな内容になっていることを確信した。
トレーラーを観た限り、まるでスプラトゥーンではないような印象で、このDLCを単品で遊びたいと思うほどかなり面白そうだと感じた。
配信時期は2024年春以降となっているので、恐らく新しゲームをもう一本作るくらいの気合の入った出来となることが予想されるので、続報を待とう。
▼『ドラゴンクエストモンスターズ3』の体験版が配信
ドラゴンクエストモンスターズシリーズのファンが期待を寄せており、ゴゴゴも気になっている本作だが、まさかのダイレクト終了後に体験版の配信が決定された。
さっそくゴゴゴも生配信でプレイしてみたのだが、グラフィックや演出など驚きの連続だった。
BGMはドラクエ4のものが使用されていたり、旅人の扉の演出や、町の名前、登場人物などドラゴンクエスト4をプレイしたことあるプレイヤーなら喜びと驚きでいっぱいになること間違いない。
それほど、ファンを大切にしてくれていると感じた作品となっていた。
本作をプレイしている様子は、以下から確認できるので気になる方はチェックしてみて欲しい。
▼『アナザーコード リコレクション』
正直この発表には驚いた。
本作を知らない方も多いと思うが、本作はニンテンドーDSで発売された『アナザーコード 2つの記憶』と、Wiiで発売された続編『アナザーコード:R 記憶の扉』のリメイク作品となっている。
本作はハードの特性を活かした謎解きアドベンチャーゲームとなっており、DSやWiiの特徴を最大限に活かした謎解きを提供してくれる作品とのことなのだが、今回Switchでのリメイクということで、恐らく謎解きは大幅な改変が施されていることが予想できる。
また、ボイスがついていたり、DSでは絵で表現されていた世界観がかなり美麗な3Dグラフィックで再構築されていたりなど、ファン待望のリメイクといって差し支えないのではないだろうか。
そもそも、本作は個人的に、『アナザーコード』を開発していた同社が発売した『ウィッシュルーム 天使の記憶』を遊んだ後に購入しようとしていた作品だ。
というのも、『アナザーコード』や『ウィッシュルーム』を開発していた株式会社シングは倒産しているので、もう新作やリメイクがでることは無いと踏んでいたからだ。
しかし、今回リメイクが発表されたということで、本当に驚かされたユーザーも多いのではないだろうか。
本作は、2024年1月19日に発売予定となっており、既に予約受付を開始しているので、気になる方は要チェックだ。
▼『プリンセスピーチ Showtime!』
前回のニンテンドーダイレクトで少しお披露目されていた、ピーチ姫が主人公の新作ゲーム。トレーラーを観た感じ小児も大人も楽しめるピーチ姫がかわいらしいゲームとなっている。
ピーチ姫がリボンを貰うシーンで既に「ピーチ姫かわいいな」となっていたが、なんと様々な能力を持った姿に変身するというさらにかわいらしいピーチ姫を観ることができる。
変身シーンはプリキュアのようなワクワク感があるし、コスチュームは普段見れないピーチ姫が見れて最高だし、ピーチ姫が好きな人もそうでない人も大歓喜の内容となっている。
プレイヤーを飽きさせない要素もたくさんあるように見受けられたので、本作も楽しみな作品となっている。
『プリンセスピーチ Showtime!』は2023年3月22日発売となっているので、発売を楽しみに待とう。
▼『FREDERICA』の体験版が配信
株式会社マーベラスから発表された新作アクションRPG。
世界から「言葉」が失われた世界で、7人の主人公達が「言葉」を取り戻す為の物語。といった感じのストーリー。
今回のニンテンドーダイレクトでは体験版の配信が開始された。
本ゲームは"アクションRPG"と基本的に紹介されているが、体験版を実際にプレイしてみて"ローグライトアクションRPG"だなと感じた。
拠点とダンジョンを行き来するのが基本的なゲームで、ダンジョンは潜るたびに形が変化するというローグライク要素がある。
ただ、プレイヤーが倒れた時にアイテムは一部消失してしまうものの、全ロスやレベルの初期化などは無い為、そこは比較的優しめな設計となっている。
ダンジョンに潜りレベルを上げたり、ランダムにエンチャントされた強力な装備を探し、拠点で強化やアイテムを制作してよりダンジョンの深層を目指す。見た目に反してかなりシンプルな内容となっている。
プレイしてみると、古き良き見下ろし型のアクションゲームとなっており、操作性もかなりシンプル。プレイしていてなんだか懐かしい気持ちになった。
ストーリーもシンプルであっさりしており、すぐにゲームを開始できるので、その点も個人的には高評価に感じた。
▼『ニンテンドーミュージアム』建設中
任天堂が過去に発売した商品を展示する施設『ニンテンドーミュージアム』が京都宇治市に建設中とのこと。
正直行きたいがすぎる。
どんな雰囲気になるかは分からないが、任天堂資料館と仮称が付いていたことから間違いなくゲーマー大歓喜の博物館的建物になることは間違いない。
ちなみに、任天堂本社とはまた別の場所となっているのでお間違いないようにお気をつけて。
来年の春の京都はとんでもない盛り上がりを見せることだろう。
ゴゴゴも絶対に行きたい施設なので、続報を楽しみに待とう。
▼『F-ZERO99』
スーパーファミコンで発売された『F-ZERO』のバトルロイヤル版『F-ZERO99』が発表、配信開始された。
F-ZEROのリメイクや新作の予想はかなり上がっていたので気にしてはいたが、まさかのバトルロイヤル方式での登場で驚いた。
過去にも、『テトリス99』『パックマン99』『SUPER MARIO BROS. 35』など、懐かしのレトロゲームをバトルロイヤル化して無料配信する流れがあったが、今回はF-ZEROがバトルロイヤル化した。
その内スーパーマリオカートのバトルロイヤルや、星のカービィバトルロイヤルなんかも出てきそうだが、このレトロゲームのバトルロイヤル化に当時遊んでいたファンはどんな思いをはせているのか気になる。
個人的にはかなりゲーム性が面白く、ニンテンドーオンライン加入者限定ではあるが無料というとっつきやすさもあって流石任天堂だなと感じた。こういった方法でレトロゲームが再び注目されるのはゲーマーとして嬉しい限りだ。
実際に生配信でプレイしたので、気になる方はぜひチェックして見て欲しい。
▼『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』
いったい誰が風来のシレンの新作を予想できただろうか。
風来のシレンは不思議のダンジョンシリーズの1作目である『トルネコの大冒険』の次作である不思議のダンジョンシリーズ第2弾として登場した作品。
風来のシレンシリーズは2010年発売の『不思議のダンジョン 風来のシレン5 フォーチュンタワーと運命のダイス』からナンバリングタイトルの更新は無かったが、今回約14年ぶりにナンバリングタイトル最新作が発表されることとなり、ファン歓喜の発表となった。
本作の売れ行きによって今後の不思議のダンジョンシリーズの未来が変わる可能性があるので、続報を期待だ。
▼『ストレイチルドレン』
『moon』のようなゲームだなと思ったら、本当に『moon』開発スタッフが携わっている新作RPGだった『ストレイチルドレン』。
この手のゲームはストーリーが重要なのでプレイしてみないことにはなんとも言えないが、『moon』からも影響を受けたという有名インディーゲームの『UNDERTALE』が大流行したことを踏まえると、もしかしたら大人気ゲームになるポテンシャルも秘めているかもしれない。
子供だけが暮らす国と恐ろしい姿をした大人が子供を食べにくるという設定がどんな世界観を構築するのか楽しみだ。
▼全体的な感想
以上の9タイトルがゴゴゴが個人的に気になったタイトルだ。
本記事の最初の方に「ライトユーザーには肩透かしな内容だと感じた」と記載したが、もちろん『スプラトゥーン3DLC』『ドラクエモンスターズ3』『ピーチ姫の新作』等、ライトユーザーでも気になるコンテンツが多数あった。
だが、『ユニコーンオーバーロード』『三国志8』『百英雄伝』『サガ新作』『風来のシレン』『F-ZERO』『スターオーシャン』などの作品は、マリオやカービィなどを遊ぶライトユーザーにとってはかなり硬派な作品であり、今回はそんな硬派な作品が多いなという印象だった。
リメイク作品に関してもかなり多めで、なんとなくだが次世代機の発表が来年あたりにくるのではないかなと予想できるような内容だと個人的には感じた。
2023/09/15 午後野ゴゴゴ
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