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最近の記事

単行本「ミカヅキ記念高校55期生」発売記念!伏線書き殴りメモ大公開SP

こんにちは。「ミカヅキ記念高校55期生」の作者、8.7℃です。 この度は、単行本をお買い上げいただき誠にありがとうございます。 ささやかではございますが、みなさまへの感謝の気持ちを込めて 「ミカヅキ記念高校55期生」の極秘PDFをご用意させていただきました。 いぇ〜い! 細かな小ネタや伏線や裏設定、どのような考えを元にそのシーンを描いたか などなど、私自身が忘れないようにと書き殴ったメモをPDFにまとめさせ ていただきました。私と関係者さましか知らないであろう情報ばか

    • music_2024/04/16.txt

      初めて、洋楽で好きな音楽ができた。 何言ってるかわかんない、とかなんとか言って置いてけぼりにしていたジャンルなのに、だ。 こうなると、他にも色んな洋楽が好きになれそうで足が浮つく。 誰に言おう? 最初、最初に。一番最初に「洋楽で好きな音楽ができたよ!」って、誰に言おう。 空も飛べそうだ。 貸した漫画を、5ヶ月も借りっぱなしにしているアイツに言おうかな。 そう思うがはやいか、俺はぬるりとLINEを開く。 そうして俺は、5ヶ月ぶりにアイツに会いたいと思うのだった。

      • books_2024/04/13.txt

        5ヶ月、友達の本を借りっぱなしだった。 桜も咲かぬ頃に借りて、もう今なんか桜ばっかり咲いている。季節の移ろいに狼狽えながらも、僕はなんとなく返す気になれなかった。 極論、返すタイミングを失ったのだ。 だって、詮索されないんだもの。友達…いや、■■に。詮索しない方も、しないほうだと思いません?とか、もう2周目に突入してしまった借りた本を読むふりなんかしちゃって、ベッドに体を許していた。もう、外は茜色をしている。起きたのが確か18時7分で、ちょうど今日で借りっぱ期間5ヶ月を

        • 突然始めた上に奇怪な文章ばかり投稿しているのに…見ていただき本当にありがとうございます🍢 作者の自我が目立ちますが何卒…!

        • 単行本「ミカヅキ記念高校55期生」発売記念!伏線書き殴りメモ大公開SP

        • music_2024/04/16.txt

        • books_2024/04/13.txt

        • 突然始めた上に奇怪な文章ばかり投稿しているのに…見ていただき本当にありがとうございます🍢 作者の自我が目立ちますが何卒…!

        マガジン

        • 私の漫画のこと。(準備中…)
          1本
        • 大きいひとりごと。
          6本
        • 小さいひとりごと。
          2本

        記事

          恋人が死んだ話、聞く?

          聞く? 僕はしがないしがない大学生、男、22歳。近所の居酒屋でバイトしてて、ちょっと遠方の大学に通って、なんの大会もないサークルに所属している。 うろうろ、してる。 みんなからは、「たくあん」って呼ばれてる。目が死んでてたくあんみたいな形だからだ。「かまぼこ」ではなく。そんなに黄色い汁出そうかしら。僕の目は。 はぁ。 しがない金ない人望ない僕だったが、恋人だけはいた。金色の猿を道端で見つけ、追っかけた先の路地裏で出会った。夏の浅瀬頃だった。 むせ返る暗闇、目からの

          恋人が死んだ話、聞く?

          ※におわせ程度の性表現があります 蝉の声が五月蝿くて、一瞬聞こえなかったのだ。 赤い夏色に染まる、がらんとした教室。この世の終わりを彷彿とさせた夕焼けは、僕の心をなお焦らせた。 「あの、なんて言いました?」 聞こえなかったことをヒグラシのせいにして、なんとまぁずるい。聞きたくないからって、やらしい手を使いました。でもええねん、これぐらいのことは許して欲しいのよ、これぐらいのこと。 「なんてって…もう、何回も言わさんといてやぁ」 「だってほんまに聞こえなかったんですも

          春の日のポメラニアーン。

          春の日のポメラニアーン。

          俺の指紋が家出した

          「もう、私への雑な扱いにうんざりしました。実家に帰らせていただきます」 大量の食器を、冬の温度でキンキンに冷えた水で洗い終わり 狭いリビングのど真ん中に鎮座する、新しめのちゃぶ台 の、上に重々しい雰囲気をまとった、ぐしゃぐしゃの紙切れ 「もう、私への雑な扱いにうんざりしました。実家に帰らせていただきます」 俺の右手の人差し指の、指紋が。家出した なぜこうなったか。心当たりはある 肌が弱い癖に、ろくにハンドクリームも塗らずに冬場を過ごしてしまったり バッキバキの

          俺の指紋が家出した

          昼マック

          昨日は大変だった。 もう、とんでもない具合! 朝7時に家を出るつもりが、10時になっても布団から出ることができなかった 税理士の友人と朝マックする予定が 水に流れ、それはだんだんと小川になり、シャケが集まり、クマもやってきて、最終的にその水は昼マックへと変貌した 税理士の友人が言うのだ 「昼マック?マックは昼に食べるもんだろう?ヘンテコリンな熟語を作るな!昼という言葉と、マックという言葉はなぁ、本来出会わないはずのワードなんだよ。パラレルワールドを無理やり作って2

          昼マック