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【きのうのにっき】8/8

自分はどういう人間なのか。

生まれ持った地の部分と、生きていく中で養った部分は
それぞれどういうものを持っているのか。

好き嫌いや意志とは違う、”素質”と”素養”について考えた。


私には「周囲を自ら回せる」素質があるようだ。
自分でそう分析したのではなく、
師匠にいい加減気付きなさい、と喝を入れられた。

思い返してみると、子供の頃は人前に立つことが大好きで
周りを引っ張っていくことを嫌がらずに引き受けたりもした。
師匠からそう言われて違和感を覚えなかったのは
これが理由なのだと思う。

この頃は自分が持つ意志と素質が噛み合っていた。


そして、素養として「誰かの周りで回る」ことも
出来るようになった。
これは、社会人になって働き出したことや
過去に長く付き合った彼氏に「引っ張っていって欲しい」と
思って付いていったことで身に付いていった。

それからの私は基本的にこれしかやらなくなり、
自分の意志まで相手に委ねる指示待ち人間になった。

どう自発的に動いていけばいいのか、
それどころか、この概念そのものが頭から抜けてしまった。
もちろん、そんなことを求められていた訳ではないのに。

その結果、示された方向性に不満を持っても
自分で考えて具体案を提示することもなく、
中途半端な状態にしかならなかった。


これからは、それを十分に自覚した上で
自分で回すのか、それとも誰かの周りで回るのかを
関わる相手に応じて変えていかなければならない。

先輩・後輩は関係なく、
自分が回すことで全体が動いていけるならそうする。
その為にはまず、自分はどうしたいのか具体性を持つこと。
頭を働かすこと。

そして、誰かの周りで回っている時も思考を止めてはいけない。
具体的にどう動くことを求められているのか考え、行動に移す。


それを”素養”として今後身に着けたい。



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