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譜面台を使わないだけであなたの弾き語りの質が上がります。

譜面台を使わない、たったそれだけのことであなたの弾き語りの質は3倍くらいは上がります。

譜面台はあなたとお客さんの間にあります。物理的な障害になる場合もありますが目に見えない障害の方が大きいです。あなたの歌がお客さんに伝わるのを妨げてしまいます。

あなたは譜面台を見て歌います。お客さんの方は向きません。まるで譜面台に向かって歌ってるかのようです。実際そうかもしれません。違ったとしてもそう見えてしまいます。

譜面台は役者にとっての台本です。台本を持って舞台に上がって演技をしてるのと同じです。お客さんはリハーサルを見せられてるような気持ちになります。

それでもあなたは譜面台を置きます。歌詞やコードが飛ぶのが不安だからです。譜面台を置くことで安心します。でも実際に譜面台を見ることもあまり無いのではないでしょうか?もしあなたがライブに向けてしっかり準備をしてきてるなら譜面台を実際に見ることはありません。

譜面台はあなたの歌の自由度を奪います。あなたの心の中の不安を誘発して譜面台に書かれてる以上の歌が歌えなくなります。自由度を失った歌は魅力的とは言えません。譜面台以上のものはお客さんには伝わりません。

歌詞を間違えても良いんです。コードを間違えても気にするのはあなただけです。お客さんにとっては歌詞の間違いなどたいしたことではありません。気付きすらしません。そんなことより、お客さんはあなたの自由な歌を聴きに来てるんです。そして全身全霊であなたに向けて歌われた歌を聴きに来てます。

今夜から譜面台を使うのをやめてください。きっとあなたの歌はお客さんに何倍も何十倍もしっかり届きます。伝わります。

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