ミニ講演「外国語を学ぶということ」を終えて
先日、地元公立中高生に向けて、「外国語を学ぶということ」という講演をしました。このプログラムは進路指導の一環で、いろいろな職業の大人が中高生に向けてお話をするというもの。わたしは中国語発音講師としてお話をしました。
進路指導の先生曰く、「英語じゃないのがいいですね~」とのこと。当日参加するのは生徒さんだけかと思いきや、なんと先生も2名参加!
生徒さんからも先生からも質問が出て盛り上がりました。
1.一番ウケた自己紹介
一つだけウソ自己紹介をしました。これはいくつか自分に関する事柄を挙げて、そのうちの一つがウソ、というもの。
中高生のみんながひっかかったのは「わたしは体が柔らかい」でした(笑)
この写真を見せた後、わたしが体がどこまで前屈できるか実演したら大うけでした。
2.一番メモしてくれた内容
「学びは必ず役に立つ」とお話ししたとき、生徒さんたちの手が一斉にサッと動きました。それだけみなさん、「なんの役に立つの?」というところが気になっているんですね。「目標を立て、プロセスを細分化して、一つ一つ積み上げる」なんてやらされている中高生。じゃあその目標って何のため?と立ち止まってしまうこともあるかもしれません。
そんなとき、今は見えなくても、もしかしたら将来まで見えなくても、必ず役に立つんだと信じて進むことが、土台を作ることになる。
きっと何かのお役に立てたらと願います。
3.一番ウケた実物資料
当日は口腔内模型や、にこにこパンダのシール、参考書を10冊ぐらい用意していきました。
教室に入るなり、すぐにみんなをひきつけたのは、口腔内模型とにこにこパンダのシールでした。みなさん、口腔内模型をひとしきり触ったあと、シールを選んでいました。席に戻ってさっそくノートの表紙に嬉しそうにシールを貼ってくれ、わたしもにこにこになりました。
一番生徒さんたちが手に取った参考書は、NHKゴガクテキストでした。やっぱりNHKゴガクは中高生にも浸透しているんだな…と思いました。
4.最後に
講義後、生徒さんのノートを見ると、にこにこパンダのイラストが描かれていました!
「う、うまい…」
先生はね、自分は絵が下手だと思ってたんだよ。でもね、大きくなったらイラスト描けるようになったんだ。
先生も完ぺきじゃない。でも、君たちと一緒に成長していくよ!
そんなことが伝わったかな?
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