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中国語の発音をカタカナ書きするときのガイドライン
先日、中国語の学習者の方に向けて、中国語の発音を学ぶときはカタカナではなく、ピンインを学ぼうとお伝えしました。
でも、どうしても中国語の音をカタカナ書きしたいときはあります。
たとえば、まったく中国語の発音のことを知らないかたに、中国語の発音を説明するとき。いちいちピンインをお伝えする必要がないときもあるでしょう。また、人名や地名なんかもそうです。
中国語のピンインでアルファベットで書いたとしても、ピンインの読み方を学んでいなければ読めません。かといって、好き勝手にこんな音だよね、とカタカナのフリガナを当てていたら、表記がぶれていきます。やがて、書いてある内容が、同じ人なのか、同じ場所なのかわからなくなることだってあるかもしれません。
さて、そんなときに信頼できる、専門家が監修しているガイドラインがあります。
中国語音節表記ガイドライン[平凡社版](2011年8月1日公開)
メディア向けと、語学教育向け、二つのガイドラインが準備されています。
どうしてもカタカナ書きする必要があるときはぜひ参考にしてください!
※免責事項
このガイドラインは最も中立的で無難な表記をしたいときの「参考資料」として使用されることを念頭に置いています。
このサイトの表記についてはご自身の判断のもとお使いいただくようお願いいたします。