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[株日記] ユーロ圏がリセッション入!/ 中国大手銀、預金金利引下げ...など

おはようございます、GOEMONです。

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保有株

カナダ中銀の予想外の利上げ再開でAIブームで好調だった銘柄を中心に株価は下落しました。

僕の保有株ではラウンドワン(4680)が5月の月次を発表しましたが、米国の売上が前年同期比で減少してしまい一気に前日比7%安と暴落しています。

もう1ヶ月分の月次を見ようかと思いますが、もし米国での売上が伸びずに前期の成長は一過性のリベンジ消費だとすると、目論見が外れることになりますので損切り対象です。

他、カプコン(9697)が証券会社のレーティング格下げがあって、利確売りも相まって前日比-6.21%となりました。カプコンに関しては有力IPタイトルの積み上げが安定している限りは少し割高なPERでも継続保有していきます。

下落した銘柄たちとは反対に、一番保有比率の高いKeyHolder(4712)は前日比+3.36%となりましたので、トータルでは前日比-1.35%に留まりました。

ニュースメモ

GDP上方修正、年率2.7%増 1〜3月改定値

2023年Q1のGDP改定値が年率2.7%増となりました。先月公表された速報値は1.6%増でした。

直近の経済指標を反映した結果、設備投資が前期比0.9%増から1.4%増へ0.5ポイント増加していることが寄与しています。

ユーロ圏「景気後退」、1〜3月もマイナス成長

日本のGDP改定値が上方修正された一方で、ユーロ圏の2023年Q1のGDP改定値は前期比-0.1%、年率換算で-0.4%と発表されました。

事前の予想ではギリギリでリセッション入りは回避できるとされていましたが、蓋を開けてみれば2四半期連続のマイナスとなり、機械的に景気後退とみなすテクニカルリセッションとなりました。

ユーロ圏20カ国の中でもドイツのGDPが前期比-0.3%と落ち込んでいることが大きく影響しているようです。ユーロ圏は米国以上にインフレが収まりそうになく、個人消費が落ち込んでいることに加えて、光熱費の高騰も政府の支援策無しには家計に厳しすぎる状況が続いています。

生成AIの文書や画像、知財保護へルール整備 政府

急速なAI関連サービスの進化と台頭にどうしても後手後手になってしまう法整備ですが、9日に今後の対応方針がまとめられるようです。

生成AIで作られた画像などが著作権で保護される対象になるのか、学習元の著作物と似ている場合は著作権侵害になるのか、著作物を使った機械学習の不当な利用の明確な線引はどこか、など。

カナダ中銀が予想外の利上げ再開、政策金利4.75%に

2会合連続で利上げを据え置いていたカナダ中銀が、市場の予想に反して0.25ポイントの利上げを決定しました。

これでカナダの政策金利は4.75%となり、2001年以降で最高水準となりました。

声明ではインフレの根強さ、経済の超過需要を抑制するためには引き締めが充分でなかったと説明されています。

これを受けて当然ながら米政策金利も利上げ観測が高まり、ナスダックを中心にハイテク銘柄など株価は下落しています。

半導体製造装置の世界売上高、前年比9%増

半導体の国際業界団体SEMIが2023年Q1の半導体製造装置の売上高を発表し、世界で前年同期比+9%の268億ドルだったと発表しました。

世界的に昨年からの急速な利上げ米大手テック企業を中心に設備投資が鈍り、需要はしばらく落ち着くかに見えた半導体ですが、AI市場の盛況とともに一気に需要が加速しています。

AI以外では自動車分野での需要も底堅いようです。

中国の大手銀、預金金利引き下げ-景気押し上げ側面支援

中国の大手銀行5つが預金金利の引き下げを発表しました。

中国国内の景気刺激策はまだ充分でないと指摘が多くなっている中で、中国当局は景気を押し上げるために大手銀行へ預金金利引き下げを要請していました。

預金金利を引き下げることで貸出金利も徐々に下げることができ、貸出金利が下がれば企業や個人が借り入れをしやすくなります。

ゼロコロナ政策廃止後、年初こそ勢いがあったものの景気回復ペースがイマイチな中国ですが、さらなる追加の景気刺激策がどこまで取られるか注目が集まっています。

それでは今日も頑張りましょう!

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