見出し画像

何のために結婚するのか?|結婚2年目で気づいた本音

結婚すると縛りが増えて、自由な時間がなくなるだけだと思っている人もいるのではないでしょうか?

結婚して2年になりますが、
やっと最近「何のために結婚するのか」が分かった気がします。


結論、「心の安心を得るため」。

なぜ結婚するんだと思いますか?

「一緒にいたいなら友達でも恋人でもよくないですか?」
「わざわざ籍を入れる必要があるのでしょうか?」

私もそう思っていました。

結婚すると、友達や恋人では得られないものが得られます。
それが「心の安心」です。

心の安心とは、「喜びは2倍に、辛いことは半分に」みたいなことです。

喜びは2倍に

これは私の価値観なのですが、自分の好きなことを共有したいんです。

私はサッカー観戦が趣味です。
毎週最低1試合、多い時は5試合くらい見て、スタジアムにも観戦に行きます。
妻はサッカーに興味がないのですが、私の話をたくさん聞いてくれます。

1日のほとんどを一緒に過ごしている妻は、毎週末のJリーグや早朝・深夜の海外サッカーを観た私に
「よかったね」
「悔しいね」
と言って話を聞いてくれます。

他にも一緒にゲームをしたり、愛犬の散歩をしたり、買い物に行ったり。

やっぱり、喜びは2倍になるなぁと感じます。

辛いことは半分に

私は基本的にポジティブ思考なので、あまりネガティブなことは口にしないようにしています。
が、たまには愚痴を言いたくなる時もあります。

愚痴は、言う相手を間違えると自分自身の信用を下げます。

日々コミュニケーションをとっている妻だからこそ、私があまり愚痴を言わないことや、その背景も理解してくれています。


先日、会社の給与のことで納得がいかないことがありました。
上司には状況を聞くだけで自分の意見は言いませんでした。

モヤモヤを抱えたまま帰宅し、妻にはありのままの感情を伝えました。

「先月の倍利益出てるのに先月より低かった。」
「会社全体が悪いから仕方ないんだけど何かモヤモヤする」

モヤモヤを吐き出すと、自分だけで悩むより心が軽くなりました。

愚痴は他の人にも言えますが、妻は私の日常や仕事の背景を知っているため、気兼ねなく話せる唯一の存在です。

日々の喜びを共有したり、辛いことを吐き出したりして共感する――
心のよりどころになっているのが、妻との関係です。
何があっても利害関係なく一緒に乗り越えられる存在がいるのは、友達とはまた違うものです。

私の考える結婚相手の条件

私にとっての結婚相手の条件は、
「心の底から信頼できて、自分のお金や時間を使ってあげたいと思える人」
です。
少し長いですが、分解すると以下の2つです。

1.心の底から信頼できる人
2.自分のお金や時間を使ってあげたいと思える人

この条件は結婚して2年経ってようやく気づいたもので、当時は「この人と一緒にいても悪くなさそうだな」くらいでした。
でも、これが一般的に言う「フィーリング」「一緒にいてラク、心地よい」ということなのかもしれません。

1.心の底から信頼できる人

信頼できる相手になるには、日々細かいことまで包み隠さず話をすることが大切だと思っています。
今日仕事でこんなことがあったとか、お昼ご飯は何を食べたとか、最近こんな本を読んだとか。

私は妻に会社であったことを話すときは具体的な名前で話したり、機会があれば会社の人との飲み会に妻を連れて行ったり、会社のイベントにも連れて行きました。
私が普段関わる人で、妻が知らない人はいないんじゃないかと思います。

ここまでやるべきかは分かりませんが、私が家計簿管理をしているので、妻のクレジットカード明細や銀行口座の残高も全て見れます。
もちろんスマホのパスワードもお互い知っています。

こうしてお互いのことをさらけ出しているので、信頼関係が築けているのだと思います。

2.自分のお金や時間を使ってあげたいと思える人

先日会社の先輩に
「結婚したら自分が自由に使えるお金が減るから結婚したくない」
と言われました。

確かにそうだなと思う一方で、
「自分のお金を使ってあげたくなるような人と結婚すればいいんじゃないかな」と思いました。

私も全てのお金や時間を妻のために使えているわけではありませんが、無理のない範囲でプレゼントを買ったりしています。
妻が喜ぶ顔を見ると、私も幸せになります。

プレゼントはもらった人よりあげた人の方が幸せになる
とも言いますよね。

同棲・結婚による変化

私は付き合って半年で同棲し、同棲して2年後に結婚しました。
付き合っている段階で同棲をした理由は、相手の普段の私生活を知らないまま結婚するのがリスキーだと思ったからです。

同棲後の変化と結婚後の変化は違うので、分けて記載します。

同棲後の変化

• 時間の価値を再認識した
同棲すると、自分の時間を作るのが難しくなります。
私は同じ部屋に誰かがいると集中できないので、どうにか自分の時間を作ろうと早起きするようになりました
休日に昼まで寝ることもなくなりました。

• 朝帰りが減った
一人暮らしの時は気にせず遊んでいましたが、同棲するとそうはいきません。やましいことがなくても疑われたりするので、極力終電には帰るようにしています。
同棲後も数回朝帰りしましたが、妻には誰とどこにいたかを細かく伝えてました。朝帰りして妻が不機嫌な時はざんげとしてご飯をご馳走したり靴を買ってあげたりしました…

• 一人の時間が減った
「時間の価値を再認識した」と少し重なりますが、一人の時間が減りました。私は一人の時間を大切にしたいのですが、そういった時間が取りづらくなりました。
ただ、食事を一人で食べることが減ったのは良い変化です。やっぱりご飯は一人で食べるより誰かと食べた方が美味しいです。

結婚後の変化

• 友達から誘われにくくなる
結婚すると友達からの誘いが減ります。
確かに既婚者の友達ってなんか誘いづらいですよね。会う頻度が減ると徐々に疎遠になることもあるので、結婚後は自分から友達を誘うようにしています。
ちなみに私は、結婚後も男友達3人で毎年旅行に行っています。

• 自信がつく
職場や日常生活でも、結婚していることでなぜか自信が持てるようになりました。結婚して妻がいることが、心の余裕につながっているのかもしれません。
結婚によって生きる目的や役割が見つかり、「何のために生きているんだろう…」と悩むこともなくなりました。

• お金の話が具体的になる
付き合っている時と違い、結婚すると将来設計が具体的になります。
家や車、出産や学費のために貯金をするようになりました。我が家では私が家計簿をつけ、固定費の見直しや投資も行っています。

• 大きな買い物をするようになる
結婚後は、冷蔵庫やドラム式洗濯機、犬を迎え入れるなど、大きな買い物が増えました。
こういった出費は、結婚して家庭を築く上での必要な支出になっています。

まとめ

結婚して2年、やっと最近になって結婚の良さに気づきました。
私にとっては「心の安心を得るため」ですが、「何のために結婚するか」は人それぞれ。
数年後にはまた違う結婚の良さに気づくかもしれません。

いくら人の意見を聞いても、実際に結婚してみないと分からないことも多いです。
そういった意味では、「一緒にいてラク」「この人だと思った」みたいな直感を信じて結婚してみてもいいのではないかと思います。

失敗しても、結婚はやり直しがきくので。

From ゴエモンぱぱ🏯🌸🍃


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集