静かなる闘志  いち

頭脳の格闘技と言われる将棋に魅せられて何年たっても駒並べしか出来ない観る将です。指す将からは怒られそうですが・・

藤井聡太さんの連勝の途中から将棋の魅力に惹きつけられました。それは別に書いていますが、長時間の勝負をして決着をつけるのは負けを悟ったほうが自ら「負けました」と言ってそこには審判も何も無く例えば本当は相手が負けていたとしても関係無く勝敗が決まる世界。スポーツのように天候や道具や他のモノで言い訳をする事も無く、審判に判定を求めたりもせず対局者ふたりの世界。誰のせいにする事も無く。

武士でしょ。かっこよ良すぎでしょ。

勝った方がドヤ顔する事も無く。その直後の感想戦はあんなに凄い戦いをした後にお互いにどうすれば良かったかと指し手を検討する。やっぱりカッコ良い。プライド高かったらで出来ない事ですよね。もっと強くなる為に。

そしてそんな姿を私達ファンが画面を通してずっと見る事が出来るようになった事で私のような観る将が。ニコ動さんやABEMAさんのおかげです。それが無ければ新聞の観戦記や棋譜では将棋の指し手を伝えるだけで写真もとりあえずのモノだけだったと思います。タイトル戦はニュース映像がたまに見れるくらいで。ずっと対局姿を見ていられる事で将棋の凄さ棋士のカッコ良さに気が付き将棋の内容はわからなくても見ているだけでこちらが心を動かされる感動する、そして推し棋士が増える。スポーツだってルールを完璧に知らなくても感動するのと同じ事だと思ってるんだけどなかなかわかってもらえない・・

(すみません。NHK杯がありましたね。でも怒られると思いますが地味ですよね・・何故かいつ見ても20年前の映像と変わらないこれぞ将棋と感じてますがNHK杯はそれが良いところだと思っているのでずっとそのままで。)

ABEMAさんはいろいろと新しい事も取り入れて今期のヒューリック杯棋聖戦からはマルチアングルで視聴者が選んで対局者をずっと見ていられたり、評価値無し画面を選べたり。私はABEMAさんは新しい将棋ファンを増やしていると感謝しています。古参の指す将の方々はあまり良く思っていない方もいらっしゃるかもしれませんが。ニコ動さんも以前は楽しい企画満載で将棋ファンは沢山増えましたよね。私も大好きでした。

棋士のカッコ良さを伝えるのは難しいと思っていましたが、若杉カメラマン!! 竜王戦の読売新聞の若杉カメラマンの撮る棋士は本当に素敵です。Twitterで写真を見た時は「こういう写真を待ってた!」と。対局の時の写真はいつも記録を残す為のようなものばかりで、もっと良い写真あったんじゃないかなと思う事も。それを若杉さんの写真はどれも素敵でついには竜王戦の写真集が出ると知り楽しみしかありませんでした。出版された写真集は想像以上な仕上がりで是非来年もお願いしたいです。対局中の厳しい顔、対局から離れた笑顔も。リモートカメラで対局中も撮れる事で更に臨場感が増した写真達を私達ファンは見る事が出来ました。本当にありがとうございました。若杉さんは、それまで将棋の事は良く知らずスポーツ選手を撮る事が多かったと聞きました。その将棋を知らないところから来たからこそ棋士の素敵な写真達が生まれたのだと勝手に思っています。連盟の棋士の写真もいつもなんでコレなんだろうと思っているので全員若杉カメラマンに撮ってもらえたら・・


なんだか纏まらないままパラパラと書いているので「いち」としました。


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