藤井聡太二冠 王将戦挑決リーグ戦
10月5日 豊島竜王との一戦。
藤井二冠は羽生九段に敗北してここで負けてしまうと二敗となりこのリーグで挑戦者になるのが厳しい状況になってしまう。
結果から言うと負けた。
藤井くんは豊島さんに今まで5連敗。公式戦では一度も勝った事が無い。あの勝ちまくってる藤井くんがどうしても勝てない相手。
流石に今日は勝って欲しいと勝手な応援の気持ちで見てた。
でもこの二人が盤を挟んで居る姿はなんとも言えず、勿論勝利を求めて戦っているんだろうけどそれだけじゃないんじゃないか。こうやって将棋はふたりで作り上げるものなんだな、なんて何もわからない私なんかが口にするのはおこがましいけれど凄かった。
それはあの凄まじい終盤だけじゃなく、もう対局が始まった時から空気感が違ってた。(個人の感想です!)
「藤井二冠の壁になっている」
最近はそんな風にTVでも扱われたりしているけど、それが豊島竜王で良かった。
豊島さんのなんだか近づけない雰囲気好きです。
怒られるかもしれないけど、年齢より若く見えるしカワウソみたいに可愛らしいのに、絶対に近づけない。いやきっと誰かが話しかけたら優しく話してくれると思うけれど近づいちゃいけない結界みたいな。悪い意味じゃないんです。とっても良い意味なんです。私の語彙力が無いんです。豊島さんが人と話す時は真っ直ぐ目を見て話しますよね。そして言葉に嘘が無い。いろんなギャップがあって掴みどころがなくて素敵です。
藤井くんはいつも「強くなりたい」って言う。
勝ちたいとかじゃない。本当に将棋ってものに真っ直ぐだ。普通こんなに勝っていたら「負けたくない」とか思いそうだけど本心から勝ち負けじゃないんだなって。相手の研究にはめられて負けても、自分の力が足りなかった実力だと本心から言えるのが凄い。言い訳しない。
デビュー当時の映像で初詣の時に将棋の事をお願いしたのか聞かれ屈託の無い笑顔で「将棋の事を神様にお願いしてもしょうがない。兄の大学受験をお願いしました」ずっとこういう人なんだな。
今こうやって将棋が注目されて藤井二冠が人気となり、それと共に他の棋士達にも光が当たっている。人気は誰かが操作して出来るものでは無くて、最初は連勝から注目されたけれどその先はやっぱり人柄だと思う。取り繕ったモノはやがてボロが出る。そうでない人を惹きつけるモノは残っていくから放って置いてもみんな見つけるから。
王将戦挑決リーグ戦は藤井くんは二敗となり厳しくなった。本人は言い訳なんてしないけど私はダメ人間なので「もう二冠は獲ったし焦らなくても」「まだ18才なんだしこれからだよ」とか自分に言い聞かせようとします。藤井くんのような綺麗な心を見習えと。
一気に書いて見直しもしていないのでなんだコレと思うかもしれませんが、すみません。
これからも将棋を楽しみにしています。今回は将棋プレミアム独占放送でしたが、いつもABEMAさんには感謝しています。ニコ動さんもですが。藤井くんが出たタイミングでABEMAさんで将棋チャンネルが出来た事、これだけ放送してくださる事で将棋ファンが増えた事に間違いは無いと思っています。ありがとうございます。勿論ずっと有料会員です!これからもよろしくお願いします。
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