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(再掲載)老人ホームの探し方 VOL 1

編集ミスにより削除してしまいましたので、再掲載します


約13年間老人ホームで仕事をさせていただいた中で、老人ホームを探すことのお手伝いの情報や感じたことなどを綴っていきたいと思います。

介護職でもなく看護職でもなく入居相談員、つまり主には新規の入居募集を担当しておりました。しかも入居金が数千万、月額20万ぐらいかかる高額ホームを数社で担当してきましたので、偏った内容や知識不足からの間違った情報発信になるかもしれませんが、お許しください。また経験からホームの担当者(販売)が考えていることの裏側にも触れていければと。


まずはじめに老人ホームの違いについて書きたいと思います。

ホームには入居金の違いもありますが、入居時の身体要件による違いもあります。

身の回りのことがある程度できる自立生活が可能な方向けのタイプ(ここでは自立型と呼びます)と移動、トイレや入浴など介護が必要な方向けのタイプ(同じく介護型と呼びます)に分けられますが、私は両方で入居相談員の経験があります。

自立型では、居室にはキッチン、浴室、トイレなど一般マンションと変わらない設備があり、安心を補完する「ナースコール」や「見守りセンサー」などが設置されてます。また広さもだいたい30平米以上あり、中には100平米を超えるものもあります。間取りも1ルーム、1LDK、2LDKなどと豊富です。

また高額ホームになればレストラン、大浴場、カラオケ、ビリヤードなど 共用施設も充実しており、その豪華さはホテルのようだと感想を述べられる入居検討者もおられました。

介護型は、生活全般に介護支援が必要な方が入居されますので大体20平米前後のワンルームで、ナースコールはありますが洗面とトイレのみの設備で入浴は共用浴室で見守り及び介助を受けながら食事はフロアごとにダイニングスペースでというのが、一般的です。

共用部はホームによって違いはありますが、園芸療法などが出来る庭園  喫茶室、多目的ルームなどがあるホームもあります。

入居検討される方に最初にお伝えしたいのが


自宅で暮らし続けるのか

身の回りのことができる元気な内に入居するのか

自宅で介護を受けながら限界を感じてから入居するのかを

ご自身で決めてください!!


自立型の担当は元気な内の入居を勧めるものですが、それはその方の人生ですからもちろん強要はできません。あと介護型に入居しようと考えておられる方でも、ご自身で見学できる内に候補を絞り込んでおいてください。

何故かというと介護型の入居相談で中心となるのは、ご家族でその意見優先されるからです。ですから将来ホームに入居するようになればココに入りたいと意思を子供などご家族に伝えておいてください。入居されてからこんなホームに、、、などの後悔は少なくなるのではないでしょうか。

初回ということでここまでにしておきますね。定期的に更新してまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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