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僕がこの仕事を選んだ理由と、、、、

老人ホームの入居相談(営業)を選んだのは

今から14年前の30代になりたて、結婚したての頃だった

外食産業に就職していたが体調面で限界を感じ退職し

どのように生活していくか迷っていた時に

新聞広告にて某老人ホームのフロント(コンシェルジュ)求人が目に止まった。

入居者と長期間にわたり、関わりを持ててサービスを提供できること、これは働き始めて感じたことだが、自分より多くの経験を教えてもらえる機会が多いのはこの職業の特権と思ったこと。勿論、反面教師にすることもありますよ。

そして、3世帯で暮らしていたことも影響があった(サザエさん家みたい)

両親は共働きで、学校から帰ってきたら宿題からキャッチボールまで祖父母に面倒をみてもらって育ってきた。しかし小学6年の頃に祖母、高校3年の時に祖父が他界した。

祖母は認知症(当時は痴呆と呼んでいた)で家中が乱れて口もきかずに無視を続けた、胃をほぼ摘出した祖父にも「何で食べへんの?もっと食べなダメ」と酷いことを言ってしまった、精神的な距離をとってしまったことや可愛がってもらった祖父母の最後に自らの言動に後悔と深い罪悪感を覚えた。

祖父母への恩返しのつもりで、高齢者を支えていけたらと思い、またサービス業としての魅力で業界の門を叩くことになる。最初はフロントや運営をしていたが、いつからか入居相談という業務に変わった。その後、3社で同様の経験をさせてもらい多くの相談を受けてきた。

様々な思いに触れ一緒に解決する、そして入居がゴールではなくスタートだというスタンスで取り組んできた10数年、少しは役に立てたかなあと。

時には自分のノルマ達成のために強引に進めてしまったこともあったかも、反対に所属しているホームでは対応できない、その方の希望に添えない場合は他社などを紹介したりもしたなと今、振り返るといろんなことが思い出される。

良いことも悪いことも、プラスもマイナスも私の財産。

昨年から仕事に対してのポリシーが薄らいできた、理由はわからない

置かれた場所で花を咲かせましょうと踏ん張ってきた

新型コロナで社会環境が変わって

自分の内面への影響もあったのだろうか。。。

一旦、今のところから離れる決断をした

これから何ができるのか、どうすれば良いのか、


また14年前の僕に戻ってしまった


時間にはゆとりがあるので、少しでも老人ホームへの入居検討にお役に立てればと思い、noteで記事を書くことにしております。ご参考にしていただければ嬉しく思います。

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