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Neural Capture裏ガイドブック
割引あり
本記事ではNeural DSP社のQuad Cortexをアンプシミュレーターとして使用するというコンセプトで
実機(アンプ、キャビネット、マイク)の音を再現する
音作りの柔軟性を最大限担保する
というゴールを設定する場合にどのような使い方が出来るのかを詳細に解説します。
Neural Captureは必須
実機に近い音を作りたいのであれば、Quad Cortexの中のアンプモデルやIRを使うのは正しい選択ではありません。
アンプについては、実際の回路に基づきつつもNeural DSPのエンジニアが耳とセンスで開発したプログラムなのでどうしても特定の個体と全く同じ音にはなりませんし、どんなノブのセッティングにしても実機と全く同じ挙動というわけにもいきません。なので、実機のアンプで音作りを行いNeural Captureする方が実機の音には忠実になります。
キャビネットについて、IRを使うと必ず再現性が低くなってしまうことについては下記の記事をご参照下さい。
この問題を解決してくれるのもまたNeural Captureです。Neural CaptureはIRでは再現出来ないスピーカーユニットのノンリニアな挙動まで再現することが出来ます。
Neural Captureを作成する前に
完全に忠実なNeural Captureを作成するために最初に確認すべきことがあります。それは、
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