スピーカーIRを録る時のポイント
インパルスレスポンスがスピーカーキャビネットの特性を理論的に再現しきれないことは下記の記事で説明しました。
しかしマーケットではIRを使ってキャビネットのシミュレーションを行うプロセッサーやプラグインがいまだに主流で、実際に出回っているIRの品質も10年前と比較すると飛躍的に向上しています。
つまり、IRによるキャビネットシミュレーションは2024年現在においてもなおギタリストにとって重要な技術であり続けています。
そこで、自分が持っているキャビネットのIRを自分で収録する時にどういった点に気をつけると実際のマイク録音にできるだけ近い音のIRが録れるかというポイントを本記事ではまとめていきます。
IR収録で気にするのは以下の6点です。
ここから先は
2,874字
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?