NAMMを満喫するために必要な準備
早めに抑えるべきものから挙げていきます。普通のアメリカ旅行でも通じる部分があるかも。
英語力
絶対にこれはあった方がいいです。会場内で気になる機材やアーティストに会った時に咄嗟に英語で挨拶して質問して仲良くなる、といったことが出来なければ本当にただの観光になってしまいます。もし自分で喋れない場合は喋れる友達と行く、現地の知り合いに助けてもらう等なんらかの対策をとった方が良いでしょう。現地で人とコミュニケーションを取らないのであれば、日本で動画やレポート記事を見る方が情報も早くて正確なのでオススメです。なんだかんだ渡航費で30万円くらいかかっちゃいますし。
発音はカタカナ英語でも問題ありません。世界中からなまりの強い英語を喋る人が集まるので誰もカタカナ英語に嫌な顔をしません。それより、リスニング力が大事になります。向こうの話をこちらが理解しているという意思表示が出来れば向こうも安心してくれます。会場内は非常にうるさいのでただでさえ人の話が聴きづらいです。リスニング力をある程度鍛えて臨むことをオススメします。オススメはNHKラジオ英会話。
またよくある「英語力がある=正しい英文法とネイティブのような言い回しで流暢に話せる」という考え方はかなり上達した後の段階の話だと僕は考えています。少なくとも僕には無理です。英語が身に付く人の共通項は「文法や語彙がめちゃくちゃでもとにかく伝えようという意思を持って発信出来ること」だったりするので、間違ってるかもしれないからという理由で話しかけるのを躊躇するのが一番良くないです。
体力
NAMMはだだっ広い会場を一日最大8時間、4日合わせて32時間歩きっぱなしになると考えて、それに耐えられる足腰を作っておくことをオススメします。友人のShota Nakamaさん曰く1日あたり8〜10マイルほど歩いたんだとか。
歩きやすい靴
上記の通り会場がだだっ広い上に4日間歩きっぱなしになるので、とにかく歩きやすい靴を用意することをお勧めします。
ホテルと航空券
開催時期が近くなればなるほど価格が跳ね上がっていくので、行くと決まったらなるべく早いタイミングでこれらは押さえた方が良いでしょう。ホテルはほっとくと会場から徒歩30分の狭いところで一泊35,000円とかになったりします。
パスポート
これを忘れるとそもそもアメリカに入れません。早めに申請して下さい。期限切れが近いパスポートも危険なので早めに更新しておくのが良いでしょう。
NAMMチケット(Badge)
NAMMは一般人が入れないトレードショーなので、事前にNAMMのチケットを業界関係者から入手しておきましょう。今回はiZotopeがゲストパスを発行してくれました。バッジの一番下に立場(Artist、Exhibitor、Mediaなど)が印字されてるので、ブースの人間はまずそこを見て、場合によってテンションが変わったりするんだとか。笑
と言いつつ6年前初めてNAMMに行った時は僕も頼れる人がいなかったので、NAMMに行って帰るだけのツアーを組んでいる旅行代理店を探し当ててチケットを確保しました。今もそういうのがあるのかはすいません分かりません。
ESTA
とても大事。たとえ観光目的だったとしても日本人がアメリカに入国する場合ESTA申請が必要になります。遅くとも出国3日前には済ませておくのが良いでしょう。申請には14ドルかかります。
WiFiモバイルルーター/現地SIM
現地でネット環境が無いとUberも呼べないし凄まじく心細いので早めに準備しておいて下さい。最悪当日でもなんとかなります。1日1GBくらいはあった方が無難かも。
海外旅行保険
何かあったときのためにかけておくのが無難でしょう。空港で当日加入できます。
Uberアプリ
LA到着後の移動はUberが便利でした。インストールしてクレジットカードを登録しておきましょう。LAXの場合Uber乗り場が空港から徒歩5分ほどのところにあります。歩いていってもいいですし、LAXit(無料シャトル)で向かっても良いでしょう。
ざっと思いつくのは以上です。Have a good NAMM!
おまけ
無くてもなんとかなるけどあったらあったで役に立つシリーズ。
・現金
クレジットカードで自販機の買い物まで出来るので使う機会はほぼないのですが万が一に備えて持っててもいいでしょう。今回は4泊6日で20ドルくらいしか使いませんでした。
・マスク
機内もアメリカも極めて乾燥します。喉を護るためにあると便利です。
・アイマスク、ネックピロー
機内で身体を少しでも休ませる用に。
・着脱しやすい上着
NAMMの時期は日中下手したら半袖1枚で歩ける陽気なのですが夜間は東京の冬と遜色ないほど冷え込むため、気温差に耐えられる服装があると良いです。オススメはユニクロのウルトラライトダウン。
・NAMMアプリ
Universal Audioが開発している公式アプリ。ブランド名を入れるとどのホールのどこにあってどうやって行けばいいか教えてくれるので便利。
・携帯型加湿器
Shota Nakamaさん曰く、携帯型加湿器がとても役に立つそうです。↓こういうやつ。