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プレゼンの質を付け焼き刃で確実に高める方法
プレゼンは演劇
プレゼンテーションは演劇のようなものです。なので、壇上でちゃんと演じるために、準備が肝になります。
1: 誰向けの話かを決める
2: 伝える内容を決める
3: 伝える順番を決める
4: 伝える言葉を考える
5: 言葉で説明出来ない部分をスライドショーに置いていく
6: 実際にやってみる
4〜6を繰り返して練り上げていきます。
主役は自分
プレゼンテーションは演劇のようなものなので主役が存在します。主役はスライドショーではなく自分です。なので、聴講者がスライドではなく自分に集中するようにふるまう必要があります。
自分を主役にするために
自分を主役にするためには自分が注目を浴びる必要があります。そのために
・喋るトーンや速さを意識的に変える
・聴講者の目を見る
・スライドショーは見ない
・身振り手振りを交える
といったことが重要です。役者さんが舞台の上で台本を棒読みしてたら嫌なのと同じで、講演者もスライドショーを読むだけの人になってはいけません。
スライドショーを脇役にするために
スライドショーの作り方を見直すのも非常に効果的です。
・グラフ、表、画像、動画等口で説明出来ないものを映す
・台本は全部Speaker Noteに
・今話しているトピックを一言で表示しておくのもアリ
・「読む」ではなく「見る」だけで分かる文字サイズと文字数で
・アニメーションはアニメーションするべきスライドにのみ使う
アニメーションは例えば車やボールのような動いていることに意味のある要素や、インパクトのある数値のような注目させる必要のある要素にだけ使うのが良いと思います。それ以外のアニメーションは聴く側の注意を削ぐリスクがあります。
「見る」スライドショー
「読む」スライドショー(情報過多)
リハーサル以上に大事なものは無い
「スライドを見ず、台本をSpeaker Noteに書いてしまったら当日どうすればいいんだ!」という話ですが、リハーサルを行えば大体なんとかなります。
また、リハーサルは内容を覚えたり時間を計測したりするだけでなくプレゼンテーションの流れやスライドの構成が適切かを見直すのにも非常に有効です。喋りづらい、流れが悪いと感じたら大体スライドが足りていないか多すぎるかです。「本番と同じ環境で話す→スライドを見直す」という作業を2〜3回やる頃には何を喋るか口が覚えて来ると思います。
とにかく「読み上げてます」感は残酷なほど露骨に伝わって聴く集中力を削いでしまうため、なるべく聴講者の様子を観察しながら時に声を張り上げたり時に黙ったり、また時に水を飲んだりデモを挟んだりして、集中して聴けるプレゼンをキープしてみて下さい。