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第7弾 直売所プラスαの売り先を工夫して自慢の野菜はすべて売り切る

金丸 弘美(食総合プロデューサー・食環境ジャーナリスト)

 〈連載〉もっと先の未来への歩み
『田舎の力が未来をつくる!』刊行以降、各地の事例は、挑戦に実をつけ、さらに先の未来へ進んでいます。 その後を取材した金丸弘美さんによる特別レポートを掲載いたします。  

 この記事はウィメンズアクションネットワーク WAN(Women's Action Network 東大名誉教授・社会学者・上野千鶴子理事長)連載「金丸弘美のにっぽんはおいしい!」から編集部の許可を受けて転載するものです。
 登場する小島有貴さんが出荷する神奈川県横須賀市の直売所JAよこすか葉山「すなかなごっそ」の成り立ちの詳細は、『田舎の力が未来をつくる!――ヒト・カネ・コトが持続するローカルからの変革』で紹介しています。
 開設当時の店長の塚原仁さんの「すかなごっそ」立ち上げの話もでてきます。併せて読んでいただければ直売所の役割と地域農業支援の仕組みがより理解してもらえるでしょう。


地域農業者を支援する直売所JAよこすか葉山「すなかなごっそ」

 神奈川県横須賀市。海側の三浦半島は農業で注目されているところ。土地が肥沃でいい野菜がとれる。都市部に近いことから飲食店やスーパーからも、新鮮な野菜が手に入ると評判の地域でもある。 三浦半島に人気の直売所がある。2011年にできたJAよこすか葉山「すかなごっそ(横須賀のご馳走の意味)」だ。
 広さは7000㎡。大きな駐車場もあり野菜・花卉・果物・肉類・魚介類と生鮮が揃うことから大人気に。50万人以上を集める。ここのスタッフに元気な女性はいませんかと尋ねたところ即座に「います!」と推薦されたのが小島有貴(ゆうき)さんだった。

直売所「すかなごっそ」で自慢のスイカを出荷する小島有貴さん

 

色彩豊かで食べても観ても美味しい野菜づくりを目指す

 小島有貴さんの家と農地は横須賀市長井にある。三浦半島の丘陵地。そこで2haの土地で農業を営む。農家の5代目。有貴さんは昭和62年11月7日生まれの32歳。3人で農業をしている。父・一重さん(58歳)、母・三千子さん(56歳)。ほかに弟の巧裕(たくや)さん(28歳)がいる。有貴さんは、現在、婚約中だ。

左から母・三千子さん、父・一重さん。右は婚約者の淳一さん

 有貴さんの作る野菜は多彩で色彩も豊かだ。キャベツは10月から春の5月まで時期にあった品種を栽培して長く出荷できるように10種類くらい作っている。種類は、「花いぶき」「YRきよみ」「浜岬」「潮岬」「星峰」「やよい」「YR金春(きんしゅん)」「201EX」「中早生(ちゅうわせ)」「秋蒔早生(あきまきちゅうわせ)」などだ。他にブロッコリー、三浦大根、カリフラワー。
 夏場はスイカ、カボチャが主要作物。ほかに、おでんに向いたずんぐりとした丈の短い源助大根(加賀野菜)。赤キャベツ(紫キャベツ)、外観から芯まで紫色の鮮やかなずんぐりとして短い大根・京むらさき大根(京野菜)、サツマイモのような色合いで手のひらの大きさの紅くるり大根。お客さんの声を聞いて栽培していくうちに品種が増えていった。
 「源助大根は、ホテルのシェフに作ってみないかと言われて始めたもの」と有貴さん。
 ほかに栽培をしているのは、カステルフランコ(チコリー)、甘味のあるサトウくん(キャベツ)、玉ねぎ、枝豆、ナス、トウモロコシ、ピーマン、万願寺とうがらし、キュウリ、ミニトマトなどだ。それぞれの栽培面積は少ない。少量多品目を手掛ける。
 農産物の出荷先は4か所。
 ①すぐ近くにある大型農産物直売所JAよこすか葉山「すかなごっそ」。品物があれば毎日出荷する。
 ②やはり近いところにある長井海の手公園「ソレイユの丘」のマルシェ。お客さんの多い土日がメイン。 
 ③JA共販出荷。JAから市場出荷するもの。
 ④自分で3トントラックを運転して神奈川県横浜市金沢区鳥浜町にある横浜南部市場にもっていく。
 4か所の出荷量は、だいたいおなじくらいだ。

三浦半島の新鮮な野菜が並ぶ「すかなごっそ」の売り場

 「夏は直売所『すかなごっそ』がメイン。南部市場はキャベツを箱に詰めて、横浜まで3トントラックを運転していく。夕方6時ころ出て3時間くらいかかる。こちらで作業すると考えると、そこまでしていくのもちょっとね。運転は大好き。将来、結婚したら共販にしたほうがいいかなと思ったり・・・。JAだと前々日の予約が必要なんです」

小学校のころから農業の後を継がないといけないと思っていた

 有貴さんは小学校のころから親を手伝っていた。キャベツの苗を植える定植。出荷時期には段ボールを運ぶ作業。中学の時には包丁を持っての出荷作業。畑からキャベツを刈り、いらない葉を取って段ボールに詰める。3、4歳のころには、メロン栽培のハウスのトンネルを朝夕に開け閉めしていた。「上手だったよ」と、今でも両親が褒めて話をしてくれるという。

 「農業は小学校のころから、やらないといけないと使命感があった。親からも言われていたし、絶やすわけにはいかない。それだけは避けたいと思ってました。農業をやることしか考えていなかった(笑)。父母が働いている姿をみて大変だなと。自分が手伝って力にならないと思ったんです。大変だから嫌というのは逆に今(笑)。嫌というより天気に左右されて栽培が難しい。小さいころから大変だから嫌だとか、そういうのは思わなかった」

 有貴さんを農業に向かわせたのは両親が仲よかったこと。親が新しい品種を取り入れていてさまざまな野菜づくりを試みていて、それに惹かれて好きで始めた。

他の農家から圃場整備を依頼されることも。中央・お父さん。右・有貴さん

 「最初のころは祖母がしていたやり方に近い状態で、あまり品種がふえていなかった。でも父が、友人の一般家庭の「こんなものを食べたい」という声を訊いたんです。じゃそれやってみますねということで始めてどんどん品種が増えていった。まずは三浦大根でした」
 三浦大根は、首が細く下の方が太く膨らみ、長く大きい。きめ細やかで煮物やおでんに向いた大根。地元の特産として知られる。
 お歳暮、暮れの挨拶とかに使うのにまずは三浦大根。私が高校生のときですね。ほかの家より多めに三浦大根を作っていた。今度はニンジンないかと。次は野菜セットが欲しい。作ってくれればうちで使いたいとかね。建設業の社長さんが健康に気をつかっていて野菜を食べたい。お菓子より野菜にしようよという話があって、じゃあそれをやってくんないかとなった。そんなところから品種や彩りが増えていった。全部、緑色の野菜だったのが、じゃあオレンジ色が欲しい、紅くるりの赤を加えようかとか始まったのがきっかけです」

 今も暮れ限定で、三浦大根、ブロッコリー、カリフラワー、紅くるり大根、キャベツの野菜セットを用意している。

直売所「すかなごっそ」に出荷をする三浦大根を手にする有貴さん

 有貴さんは中学を出ると 神奈川県立平塚農業高等学校初声分校 に入った。父親も行った学校だ。学生の3分1は女性だったが農業の後継ぎとして入った女性は有貴さんだけだった。男子は3分1が農業後継者だった。高校を卒業後、海老名にある 「神奈川県立かながわ農業アカデミー」 に入り、2年間学び、卒業後に就農した。
 「農家の後継ぎで女一人。少し違和感はありました。だけど同級生が多かった年代。私の住んでいる長井という小さい町で5人同級生がいる。前後はゼロなんです。同級生がいたんで話すことができたし、近所の同級生で就農した女性が一人います」
 高校では、1年生のころは露地栽培で葉物、夏は枝豆、トウモロコシ。そのあと施設野菜でトマト、キュウリがメインでの通年栽培を学んだ。農業アカデミーでは水耕栽培での小松菜、トマト、イチゴなどを習った。学校は完全寮制。月曜日早く出て金曜日に帰るという生活。当番のときは土日も学校で温室の開け閉めや収穫をしたりした。
 「習ったことより人脈が役にたっていると感じています。神奈川県全体の農家、農業を目指す人がくる。あとは大学卒業して農家をやってみたい人、種苗会社に勤める人。今でも仲がいいのが小田原や湯河原、横浜で柑橘栽培やお米作ったりという人たち。植木屋さんもいる。今も連絡をとりあって、どんなやりかたや売り方をしているとか話をしています」
 2015年(平成27年)に経営が移譲されて有貴さんが後を正式に継ぐことに。自宅の出荷の作業場に名前をとった「荒崎yukiファーム」を知り合いにペイントしてもらった。「荒崎」は、近くの国立公園・荒崎海岸からきている。

栽培をしたものはこまめな栽培管理と販売先を工夫してすべて売り切る

 「お父さんは腰痛があって体が弱い。お父さんが俺はいいからやれと。小さい頃から農業を絶やすのが嫌で、農業の学校にも行って頑張ってきたから『じゃあやる』、で経営移譲となった。今は、お父さんがトラクターとかを扱い、種蒔き施肥など栽培に関しては私と母とでやっています。栽培した作物は、すべて売り切ります。それが目標です」
 直売所だけにしぼっていくと、今回の新型コロナのように店が休みになった場合に怖い。ただ市場出荷は農家が値段を決められるわけではない。キャベツが豊作で1箱300円というときもある。そうなると手取り150円から、段ボール代、資材を引いたら100円しか残らないという状況になる。
 「市場出荷だけも怖いなと思う。両方のいいところを吸収していけたらなあ」と有貴さんは思ってる。
 ちなみに「すかなごっそ」は、新型コロナの自粛期間、土日、ゴールデンウイークを休業した。しかし、日常に使う必要な生鮮食品を普段から多彩に揃えていることから売り上げは30%も伸びた。
 かながわ農業アカデミーに通っていたころから有貴さんは週に1回でも野菜移動販売ができないかと思っていた。地域では買い物に行けないお年寄りだんだん増えている。
 「野菜って、結構、重量あるんですよね。車を持っている人はいいんですよ。でも車をもっていない自転車の人、歩きの人、電車の人というのはかなり多くて、この地域でも近くでキャベツを買うところがないという状況です」
この辺りは山坂が多いので階段を何段も歩かないと家までいけないという人もいる。「だから近くに行って販売したいなと。直に『美味しかったよ』と言われたら最高、直売と共販と併用していけたらいいかな」と思う有貴さん。

 彼女が栽培をしたいのは食べて美味しい野菜はもちろん、観て美味しい野菜。たとえばカステルフランコ。

 「形がバラみたいなチコリ―で、鮮やかな紫色が浮き出てくるとすごいキレイ。パンやさんだとサンドイッチとか、レストランだとサラダ。これがメインだとちょっと苦いんです」

カステルフランコ(チコリー)

 有貴さんは、生産している自分が食べて美味しいと思うものをお客さんに出して、美味しいと言われるところにやりがいを感じるので、お客さんの欲しがるものを作っている。

 「酒と魚をメインとした飲食店グループ『はなたれ』の野菜を仕入れている江川さんという方がいて、毎日ように『すかなごっそ』きているのですが、その人と話をしていて、こういうの作ったらどうと言われて始めたのが源助大根やカステルフランコなんです」

直売所で生まれるコミュニケーション

 小島有貴さんが本格的に農業を始めて間もなく、すぐ近所に農産物直売所「すかなごっそ」ができた。家から車で5分で行ける。東京・品川駅から京浜急行で1時間20分。終着駅三崎口からバスで10分と都内からも近い。実は神奈川県内には直売所、朝市、道の駅、マルシェなど540か所もある。JAの直売所だけでも39か所ある。しかし市街地や住宅地が中心だった。三浦半島の郊外は初めての直売所。

横須賀市の農産物直売所「すかなごっそ」

 これまで農協は共同選果で共販出荷が中心だった。しかし若い力のある農家は直接スーパーや量販店に出すケースが増えた。一方で高齢化が進み旧来のシステムで共同選果で大量に出せる人が少なくなった。また多品目で栽培をしても出荷できるところがなかった。そんなところから「すかなごっそ」が生まれた。

 直売所では農家自身が価格を付けることができる。現在、地域の400名の生産農家が出荷をしている。直売所の立ち上げに関わり、創業の中心になっていたのは当時の副店長の塚原仁さん(後に2代目店長。そのあと異動)。塚原さんは、有貴さんが小さい頃からの知り合いだった。

 「塚原さんは保育園のころからの知り合い。ずっと仲良く世話になりました。この地区の農家のお母さんたちが若い頃の「若葉会」の営農担当でした。今は、もう会はなくなりましたが、『若葉会』で旅行にも行ったりして可愛がってもらいました」

 もともと有貴さんは直売がやりたかったが、一人では無理と思っていたところに「すかなごっそ」が設立されたので、出荷希望を出して販売を始めた。

 「いちばん最初は島野さんという方が店長で、そのあと塚原さん。『塚ちゃん塚ちゃん』と言っていた。『大根にくびれができるんだけどなんで?』と言うと、『水はけがよくないんじゃないの』とか『かぼちゃの大きいのができたね、これいいから、これくらいの値段にしたら』とか『ビーツをやってみたらどう。血液さらさらになるよ』とか『三浦大根は2月まで引っ張れば最高だけど3月までできるようにやってみたら』とか、塚原さんとのやりとりがありました。やりたいことを形にしてくれたのが塚原さん。それをもっと発展させたい」と有貴さんは願う。

「すかなごっそ」の創業メンバーで2代目店長だった塚原仁さん

 農業アカデミーの時の非常勤の講師の先生・飯田正弘さんにもお世話になった。飯田さんは有貴さんより3,4歳上で、藤沢市の 『JAさがみ わいわい市』 に出荷していた。

 「『かながわ屋』という横浜の山下公園ちかくにアンテナショップみたいなものがあって月に1回でも売りにこないかといって言ってくれたので、売り始めたんです。横浜に行くとちょっと高く売れるなあと。でも今はなくなって『そごう』の中に移ったので、それからは行けていません」
 飯田さんは自分で5年ほど前に直売所を辻堂のテラスモードの近くにオープンさせた。
 「新しい野菜にも挑戦して、そこも農家から何軒かもってきてもらって店をやっている。漬物や加工品もやっている。米も販売している。そういうのを観ていて刺激があって、ああいうのもいいなあ」、と有貴さんは思っていた。ただ、いちばんやりたかった近い状態が『すかなごっそ』で、「タイミングもよくすぽっと入れた。幼い頃から知っていた塚原さんも副店長で入っていて話やすかったし、なんか、よかったんですね」。

 水曜日の直売所が休みのときに小田原のお坊さんが、「おたくの顔をみたかったんです。三浦大根が綺麗でファンになった」と訪ねてきてくれたことがある。そういうのが有貴さんにとっていちばん嬉しい。市場だと自分のものがいいかどうかわからないが、直売所だと「野菜きれいだね」とお客さんが言ってくれる。

 「そんな声が聴けて車で5分で近いというのも『すかなごっそ』のメリットです。三浦半島の西側に飲食店の集まった 『葉山ステーション』 があって、カフェ、アイスクリーム屋、スイーツ、肉屋さん、地元農家の野菜直売所もある。でも車で30分、海沿いで混むと1時間かかります」

午前8時、直売所にカボチャを出荷する有貴さん

楽しいことは食べること。お客さんに美味しいと言われるものを作りたい

 有貴さんは、女性農業家を支援する国の「農業女子プロジェクト」にも参加している。

 「『農業女子プロジェクト』はインターネットで見て入った。一度、霞が関にいって小泉進次郎さんがいて意見交換会をした。ただ土日の出荷があり、私が家の農業のメインなので集いがあっても時間が取れないでなかなか行けない。アンケートがくればメールで返すようにしています。ただ地元の長井の農家の集まりとかキャベツ出荷部会の旅行とか行くんですけど、そうすると小泉進次郎さんが夜のご飯のとき招かれていて来ている。70代、80代が多いなかに若い女性が一人いるんで顔を覚えていてくれて『今日も来てくれていたんだ』と言われたんです」
 ちなみに小泉純一郎、小泉進次郎のお二人は横須賀市出身。

 楽しいことは食べること。自分が食べたいものを作りたい。スイカもカボチャもそう。自分が食べて美味しいと言えるものを作れる。それが有貴さんには楽しい。同じくらいお客さんに美味しいと言ってもらえるのが嬉しい。頑張ろうと思う。

 「大根でもキャベツでも『すかなごっそ』にもっていくと、だいだいほかの生産者と時期がかぶっているので同じ作物が多く出てくる。そのなかかから美味しいといってもらえて、ここまで探しにきてくれるお客さんがいるから、やはり直売所って面白いと思いますね。もう10年くらい前の話しですが父の友人にトマトが食べたいといわれた。うちでは、その時期トマトがない。どこか温室トマトがないかと探しましたが、自分が直接いいと思える品物を買えるところがなかった。いいものを必要としているところに出せるといいのかなあと思っていたんです。『すかなごっそ』で自分のお客さんがついてくるように目指したいですね」

 ぜひ一度、「すかなごっそ」を訪ねてほしい。新鮮な野菜が多く出荷されている。うまく時間があえば小島有貴さんにもきっと会えるだろう。一度、店内に入ってみれば、一瞬にして野菜の表情の豊かさに気づくだろう。色合いが美しく輝いて力強さが見た目でわかる。
 直売所は全国で増えている。直売所の数は、2万3870か所、全体の売り上げは1兆789億円。(2018年 農林水産省の「6次産業化総合調査」)
 野菜、果物、花卉、手作りの弁当、惣菜、お菓子など地域に根付いた食を提供し、地域の人の日常の食の提供の場となっている。直売所では直接出荷できること、価格も農家が主体で付けることができることで高齢者や、小さい農家の生きがいの場にもなっている。若い人たちの就農支援に繋がるケースも増えている。

◆荒崎yukiファーム
https://www.picuki.com/profile/yu_kirakira

著者プロフィール

金丸 弘美
総務省地域力創造アドバイザー/内閣官房地域活性化応援隊地域活性化伝道師/食環境ジャーナリストとして、自治体の定住、新規起業支援、就農支援、観光支援、プロモーション事業などを手掛ける。著書に『ゆらしぃ島のスローライフ』(学研)、『田舎力 ヒト・物・カネが集まる5つの法則』(NHK生活人新書)、『里山産業論 「食の戦略」が六次産業を超える』(角川新書)、『田舎の力が 未来をつくる!:ヒト・カネ・コトが持続するローカルからの変革』(合同出版)など多数。
 最新刊に『食にまつわる55の不都合な真実 』(ディスカヴァー携書)、『地域の食をブランドにする!食のテキストを作ろう〈岩波ブックレット〉』(岩波書店)がある。

金丸弘美ホームページ http://www.banraisya.co.jp/kanamaru/home/index.php

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